シュークリームからメロンパンまで。コンビニスイーツ編

ご存知の通り、コンビニにはシーズンごとに次々と新作グルメが登場します。特にスイーツは激戦区で、入れ替わりが特に激しいです。定番商品のシュークリームやプリンでさえ、味や食感のトレンドによってちょこちょこ変わっています。これを追いかけるのも楽しみの一つ。まずは各社のシュークリームを食べ比べてわかった1位の商品はこちら。
シュークリーム1位:ファミマの「濃厚カスタードシュー」

シュークリームの評価基準は、シュー生地がサクッとした食感で、中のカスタードクリームがとろりとなめらかな口当たりで、たっぷり入っていること。つまり、奇をてらわないクラシックなシュークリームです。
そこでセブン、ローソン、ファミマ、ミニストップの4社、計4種類のシュークリームを食べ比べたところ、もっとも理想に近く、圧倒的に満足感が高かった商品は、ファミマの「濃厚カスタードシュー」でした。

この「濃厚カスタードシュー」、シュー生地は一番厚いところで8mmほどあり、食べるとサクッとした食感の適度な歯ごたえ。半分に切ってみると、カスタードクリームがシュー生地のフチまでいっぱいに入っていて、トロリとこぼれ落ちそうです。卵の濃厚な味わいが生きているのも最高でした。
メロンパン1位:ローソンの「サックリメロンパン」

続いてメロンパン。普段、筆者は専門店で買うことが多く、コンビニのメロンパンなんてどれも一緒だろう、と侮っていたのですが、その偏見がいい意味で裏切られる結果に。セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップの4社、4種類を食べ比べて、その個性の違いに驚くとともに、想像以上の美味しさにうなりました。そんな中で、見事に優勝を果たしたのがローソンの「サックリメロンパン」でした。

決め手となったのは、“外ホロホロ、中しっとり”。砂糖がまぶされた外のクッキー生地がカリッとしていて、かつホロホロした食感。そして芳醇な発酵バターのコクと香りも感じます。中のパン生地もふわふわで、しかも4社の中で一番しっとり感もありました。つまり、メロンパンの醍醐味たる、外と中のコントラストが秀逸なのです。
しかも、表面にまぶされたザラメが甘すぎず、発酵バターをふんだんに使っているのにしつこさもない。非常に軽くてペロリと食べられます。メロンパンに対する並々ならぬ意気込みをローソンから感じる最高のメロンパンでした。