台湾では一家に1.7台!日本でもじわじわブームの「大同電鍋」って何?

台湾料理の代表「魯肉飯(ルーローファン)」もお手のもの

 せっかく台湾の調理家電を使うのなら、どうしても作りたかったのが「魯肉飯(ルーローファン)」。刻んだ豚肉を八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを、あつあつの白ごはんにたっぷりかけていただくこの料理は、台湾におけるおふくろの味。大同電鍋購入者向けのリーフレットに出ている4人分の材料は下記のとおりです。

材料(4人分)

・豚バラブロック……500g
・干ししいたけ……4枚
・ねぎ……1本
・にんにく……1片
・生姜……5g
・オイスターソース……大さじ2
・濃口しょうゆ……大さじ3
・酒……大さじ3
・砂糖……大さじ2と1/2
・五香粉……小さじ1/5
・パクチー……適量
・たくわん……適量
・ごま油……大さじ2

 まずは、ねぎ、にんにく、生姜をみじん切りにします。今回はチューブの生姜を使用しましたが、塊の生姜をカットしたほうが風味は良くなります。干ししいたけは水で戻し、粗みじんにしましょう。

 次に、豚バラを1cm角の棒状に切り、さらに3cmほどの長さに切ります。フライパンにごま油を入れて温めたら、豚バラに焼き色が付くまで炒めましょう。

豚バラに焼き色が付いたら、みじん切りにしたねぎ、にんにく、生姜、干ししいたけを加えて一緒に炒めます。にんにくや生姜の香りが立てば、炒めは完了。内釜に移し、オイスターソース、濃口しょうゆ、酒、砂糖、五香粉を加えてよく混ぜます。

あとは外釜に200mlの水を注ぎ、内釜をセットしてフタをし、スイッチオン。保温になるまで加熱します。

加熱し終えたらごはんの上に載せ、パクチーとたくあんをトッピングして完成です。

 ひと口食べてみると、かなり本場の味に近い仕上がりです! 五香粉が加わることで、一気に“台湾ごはん”の味わいになっています。煮込んだ時間は30分ほどなのですが、豚肉にもしっかり味が染みていて、脂身もトロッとしています。火加減を一切気にすることなく、ここまで本格的な料理になるとは思いもしませんでした。