誰もが美味しいと口をそろえる高級トースター「BALMUDA The Toaster」はどう使うのが正解?

おいしく焼ける秘密は5ccの水と完璧な温度制御にアリ

 BALMUDA The Toasterはこれまでのトースターにはない、モダンクラシックなデザインが目を引きます。カラーはブラック、ホワイト、グレー(販路限定)の3色。マットな質感でいまっぽさが感じられます。

幅357×高さ209×奥行き321mmで、定格消費電力は1300W。写真のモデルはグレー。国内外のさまざまなデザイン賞を受賞している
幅357×高さ209×奥行き321mmで、定格消費電力は1300W。写真のモデルはグレー。国内外のさまざまなデザイン賞を受賞している

 このトースターの最大の特徴は、独自のスチームテクノロジーと完璧な温度制御にあります。調理の前に5ccの水を給水口に注ぐと、運転開始と同時にスチームが庫内に充満し、パンの表面が薄い水分の膜で覆われます。これにより、表面だけが軽く焼けた状態になって内側の水分やバターなどの油脂成分、香りをしっかり閉じ込めた状態のままで焼き上げるのです。

付属のカップを使って5ccの水を入れる。庫内の温度は1秒単位で制御されるそうだ
付属のカップを使って5ccの水を入れる。庫内の温度は1秒単位で制御されるそうだ
庫内のサイズ的には一度に焼ける食パンは2枚まで。ムラなく焼くにはパンの頭を手前にして置くといい
庫内のサイズ的には一度に焼ける食パンは2枚まで。ムラなく焼くにはパンの頭を手前にして置くといい
焼き始めは庫内に蒸気が充満し、時間が経つにつれ消える
焼き始めは庫内に蒸気が充満し、時間が経つにつれ消える

 また、60℃前後、160℃前後、220℃前後の3つの温度帯を完璧に制御することで、パンを最適な状態に仕上げます。実際に「トーストモード」で焼き上げたトーストを食べてみると、表面はカリッと、なかはふんわりしており、スーパーで買った特売の食パンですら有名ベーカリーの食パンのように小麦の香りがふわっと漂います。

ただ焼いただけの食パンなのに、食感と香りのバランスが絶妙に。サクサク感とふんわり感がちょうどいい
ただ焼いただけの食パンなのに、食感と香りのバランスが絶妙に。サクサク感とふんわり感がちょうどいい