誰もが美味しいと口をそろえる高級トースター「BALMUDA The Toaster」はどう使うのが正解?

リベイクで焼き立てのパンがいつでも楽しめる

 BALMUDA The Toasterを語るうえで、「リベイク」を忘れてはなりません。フランスパンやロールパン、クロワッサン、メロンパンなど食パン以外のパンの温め直しに適したモードがとにかく優秀なんです!

 リベイクには「クロワッサンモード」と「フランスパンモード」があり、前者は表面に焼き目をつけずに中までしっかり温まり、後者は中を温めつつも表面をサクッと仕上げてくれます。どちらも焦げずに仕上がるのが、一般的なトースターとの大きな違いです。

クロワッサンもフランスパンも、一般的なトースターでは焦がさずに仕上げるのが難しいが、BALMUDA The Toasterならモードを選んで焼くだけでOK
クロワッサンもフランスパンも、一般的なトースターでは焦がさずに仕上げるのが難しいが、BALMUDA The Toasterならモードを選んで焼くだけでOK

 実際にクロワッサンモードでクロワッサンを、フランスパンモードであんぱんを温めてみたのですが、どちらもスーパーで買った100円のパンとは思えないほどおいしく仕上がりました。

表面が焦げることなく、外はさくさく、中はふわふわに。バターの香りもいい
表面が焦げることなく、外はさくさく、中はふわふわに。バターの香りもいい
普段あんぱんを温めることはあまりないが、温めるとパン生地の美味しさが際立つ
普段あんぱんを温めることはあまりないが、温めるとパン生地の美味しさが際立つ

 フランスパンモードで焼いたフランスパンは、表面が程よくカリッとしつつも中はしっとりしていて、まるで焼き立ての味わいに。レバーペースト、ピクルス、生クリーム、ブラックペッパー、塩を混ぜたものをたっぷり塗って食べれば、完璧なワインのお供になります。

レバーペースト80gに対し、生クリーム大さじ1、ピクルス2本分(刻む)、塩少々、ブラックペッパー少々をスプーンでよく混ぜたものを用意した
レバーペースト80gに対し、生クリーム大さじ1、ピクルス2本分(刻む)、塩少々、ブラックペッパー少々をスプーンでよく混ぜたものを用意した

 冷凍したパンを焼く場合は、常温のパンを焼くよりも1~2分長めに焼けばOK。冷凍したパンを焼いたときにも、常温と同じようにさっくり&ふんわり仕上がるので、冷凍庫にストックしたパンも常においしく食べられます。

 今回はスチーム調理のモードだけを使ってみましたが、スチームを使わずに表記温度になるよう温度制御を行う「クラシックモード」も搭載しています。170℃ではクッキー、マフィン、ブラウニーなどの焼き菓子を、200℃ではグラタンやピザなど中まで火を通す調理を、230℃ではお餅などさっと焼き目をつける調理が可能です。

 ただパンを焼くだけでここまでおいしく仕上がるのは、ほかのトースターではなかなかできない経験です。毎日使うなら2万円超えという価格も気にならなくなるくらい、充実したパンライフが送れること間違いなしです!

●著者プロフィール

取材・文/今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好き。

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