【若返りダイエット】ボディメイクのプロ・石本哲郎が教える太らない『CoCo壱番屋』カレーの食べ方

ビーフorポーク? ソースの選択でこれだけ違う

カロリーが抑えられるのはビーフより「ポークカレー」
カロリーが抑えられるのは「ポークカレー」

 まずはソース選びから。定番の「ポークカレー」と「ビーフカレー」を比べてみましょう。ライス300gの場合、ポークは714kcalに対し、ビーフは829kcal。100kcal以上も違うので、ここはポークを選びましょう。「甘口ポークカレー」や「ココイチベジカレー」も似たようなものなので、好きなメニューを選んでOKです。ちなみに「ハヤシライス」は862kcalと最も高カロリー。“ソースはビーフとハヤシを避ける”が正解です。

ごはんの量を減らしてカロリーカット

 さらなるカロリーカットを狙うには、やはりごはんの量を減らすのが最も手っ取り早い方法。ココイチの通常サイズは300gですが、これは半量の150gにまで減らせます。ダイエット中の女性は1食あたりのごはん量を100g~150gに抑えている方が多いので、女性は150gまで、多くても200gまで抑えることを推奨します。男性の場合は200g~300g程度に。ごはんを150gにするだけで、234kcalもカロリーをカットできますよ。

 またココイチには「低糖質カレー」も存在します。これは、ごはんの代わりにカリフラワーを使用したもの。

ごはんの代わりにカリフラワーを使用した低糖質カレー
ごはんの代わりにカリフラワーを使用した低糖質カレー

 ポークソースで「カリフラワーライス」(180g)にすると、わずか268kcal! カレーとは思えないカロリーなうえ、食物繊維が8.0gも摂れます。とはいえ、「カレーにはやっぱり、ごはん派!」という人が大半。なので無理にカリフラワーライスにする必要はありません。ごはんの量を減らすだけでも充分です。

 糖質を控えた際、最もダイエット効果の高まるタイミングは夜なので、「○○日までに絶対痩せたい!」という人で、19時以降に食べる場合は選択肢に入れても良いかもしれません。「食べたいのはカレーでごはんは重視してない」という人にもおすすめです。

カレーダイエットの最強トッピングは?

 ソースとごはんでカロリーをカットしたら、プラスしたいのがたんぱく質。「ポークカレー」のたんぱく質量は7.7g(以下すべて、ごはん150gの場合)なので、最低でも10gは足したいところです。トッピングとしておすすめしたいのは「チキンにこみ」。これを足すことで、たんぱく質が21gにまで跳ね上がります。脂質は20.1gと若干高めではありますが、だってカレーですから、そこは諦めましょう! それでも総カロリーは544kcalとまずまずなライン。実は「チキンにこみ」単体では、たんぱく質13.3gに対し、脂質はたったの1gしかありません。超優秀な「チキンにこみ」だからこそ、脂質の高いカレーをそこまでに抑えることができるというわけです。

最強トッピングの「チキンにこみ」
最強トッピングの「チキンにこみ」

 チキン以外のトッピングでは、エビにこみ、イカ、海の幸、あさりなどのシーフード系がおすすめ。あさりは若干たんぱく質量が少なめですが、女性だったらあり。「イカカレー」と「海の幸カレー」は、揚げたイカリングが入っているため、他のカレーと比べると若干脂質が高めなのが残念なところ。でも、そこまで悪くはないので好きなら食べちゃってください。ただし、「エビカツカレー」は脂質が30gを超えるので外しましょう!