寿司で足りない栄養素は納豆や卵で補う
基本的には、寿司屋らしく、魚を食べればOKです。たんぱく質、良質な脂質、糖質の三大栄養素がしっかり摂れるため、若返りやせのための必要最低限のラインはクリアできます。ただ、さらに若返りやせを狙いたい場合は、遊び枠もガチでいっちゃいましょう!
寿司で足りない栄養素は、ビタミン、ミネラル、食物繊維。それらを補うのにおすすめなのが納豆と玉子です。納豆は食物繊維が豊富なうえ、発酵食品であることから、腸内環境を整えて内臓から健康に導いてくれます。「納豆が好きで寿司屋でも食べたい!」って方は、ぜひ食べてください。

卵は「準完全栄養食」とも言われるほど、栄養バランスの優れた食品。ビタミンCと食物繊維以外の栄養が全て入った、ある意味マルチビタミンミネラルみたいなものです。しゃりなしの一品としての「玉子」なら、遊び枠はそのままでプラスするのもありですね。
低カロリーのスイーツで甘欲を満たす
実は『スシロー』はスイーツも旨い! しかもいい意味で小さくてカロリーも控えめ。チョコのケーキですら162kcalしかありません。

ダイエット中のおやつは200kcal程度に抑えるのが理想ですが、『スシロー』のスイーツは洋菓子も和菓子もほぼこの数値内。普段甘いものを我慢している方も、ここでなら食べることができます。ただし、寿司と一緒に食べるとやはり総カロリーがオーバーしてしまうので、他の寿司を控えめに。この時も「ミニしゃり」が活用できますよ。
結論
寿司はダイエット向きとはいえ、回ってきたお皿を無計画に取って食べてたらダメ。若返りやせを実現させるには、綿密に戦略を立ててネタを厳選することが不可欠です。たんぱく質メインのネタ、良質な脂質のネタ、食べたいネタの3カテゴリーから、女性は3:1:1の計5皿、男性は4:2:1の計7皿を選ぶと、カロリー的にも栄養素的にもバランスが摂れます。
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活動量の多い日中に食べる分には、糖質も塩分もあまり気にしなくてOK。活動の際に消費されるので、おいしく醤油をつけて食べちゃってください。逆に活動量の減る夜に食べる際は、糖質も塩分も控えること。「ミニしゃり」にして、醤油はつけ過ぎないようにするなど、食べるタイミングによって食べ方を変えると、太りにくくなります。
スシロー以外の寿司屋でも攻略法は同じなので、寿司を食べる際の参考にしてください。ちなみに「ミニしゃり」と同様のシステムとして、『くら寿司』は「シャリハーフ」、『はま寿司』は「半シャリ」があるので同じように使えますよ。
(語り◎石本哲郎、インタビュー・撮影◎酒詰明子)
●プロフィール
石本哲郎
女性専門のパーソナルトレーナー。東京や神奈川にて、女性専門パーソナルジムリメイクや女性専門フィットネスショップリーンメイクを数店舗運営。女性のダイエットに関わる医学、栄養学、トレーニングメソッドについての豊富な知識と、自ら意図的に太ってやせる「減量」実験の成果から編み出した独自のメソッドで、のべ1万人以上の女性の体づくりを指導し、成功へと導く。ダイエットに悩む一般女性の指導をもっとも得意とし、「健康的かつきれいに女性の体を変える技術」には定評がある。代表作『神やせ7日間ダイエット』などを含め著書累計20万部を超える。
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