【京都グルメ】カツオ節だけの丼が大人気! 鰹節丼専門店『節道』の「鰹節丼定食」の味わい方

エアリーでありつつおかずとしても成立する鰹節の丼。どう食べる?

 鰹節マシマシの鰹節丼、どうやって食べればいいのか悩みますが、まずは1枚取ってパクリ。薄く削られた鰹節は口に入れた瞬間に旨味を残してシュッと消えます。その鮮やかな消失っぷりは、旨みのある空気を食べているのか? と思うくらいにエアリー。

[食楽web]
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 あまりに儚げな鰹節ですが、ある程度の枚数をまとめて食べてみると、今度は焼き菓子のような焼き魚のような食感が現れて、おかずとして成立している不思議な素材となっています。

 鰹節をしばらく食べ進めていると、ようやくお米が出現。旨味のある鰹節ともっちり食感のお米、そこに醤油をタラリ。予想はしていましたが一緒に食べると、やっぱり鰹節と醤油の風味がベストマッチ。改めて鰹節丼のおいしさを実感しました。

美味しい変身が何度もある鰹節丼

 お米と鰹節が出会ったことで最高な状態と思われた鰹節丼ですが、セットには生玉子も添えられているので、玉子を割り入れれば贅沢すぎる卵かけご飯の完成。すでに美味しさMAXだと思っていた鰹節丼が、さらにパワーアップしました。

 さらに鰹節丼は最後の変身として、鰹節のダシ茶をたっぷり注いでダシ茶漬けとして食べることが可能なのですが、ご飯に玉子も入っているのでちょっとおじや風な仕上がりとなります。

 今回は1杯の鰹節丼でさまざまなバリエーションでやや駆け足で食べ進めました。しかしお店では、ごはんのおかわりや鰹節おかわりのオプションもあるので、1杯目で鰹節丼として食べて、その後2杯目で玉子かけご飯とおじやとしてじっくりと味わいつつ食べるのもオススメです。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

節道 BUSHIDO

住:京都府京都市中京区道祐町135-1 三条食彩ろぉじ
TEL:075-744-0758
営:7:00~15:00(L,O14:00)
休:無休
https://bushido.owst.jp/

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。