茅乃舎の“だし”はどう生まれたのか? 発祥地・福岡県久山町で“茅乃舎だし”の原点を体験してきた

茅乃舎の“だし”はどう生まれたのか? 発祥地・福岡県久山町で“茅乃舎だし”の原点を体験してきた
食楽web

●醤油蔵から歴史をスタートした『久原本家』が運営するレストラン「御料理 茅乃舎」を訪れ、茅乃舎出しの原点を探る

 出汁や調味料を展開するブランド「茅乃舎」。福岡県糟屋郡久山町で創業した小さな醤油蔵を原点に、現在は「茅乃舎」をはじめ、「くばら」、「椒房庵(しょぼうあん)」、「久原(くばら)甘糀」を展開しています。

現在も一部の商品に、伝統的な製法で醸す醤油が使われています
現在も一部の商品に、伝統的な製法で醸す醤油が使われています

 知名度を広げることとなったのは、2005年の「御料理 茅乃舎」の開業がきっかけ。コース料理で提供されていた“鍋”の出汁がおいしいと評判になり、家庭でも扱いやすいパック状にして販売しました。知る人ぞ知る名品でしたが、「東京ミッドタウン」内のオープンをきっかけに全国的な人気を勝ち取ることとなりました。