東京駅の新名物となるか? 話題の“だし茶漬け”専門店『茅乃舎 お椀や』に行ってきた

東京駅の新名物となるか? 話題の“だし茶漬け”専門店『茅乃舎 お椀や』に行ってきた
食楽web

●東京駅にオープンした注目の新店を調査。福岡発の大人気だしを使った“だし茶漬け”専門店『茅乃舎(かやのや) お椀や』に行ってきた

 突然ですが、皆さんは「茅乃舎だし」という商品を知っていますか? 福岡県の久原本家グループが全国で展開する『茅乃舎(かやのや)』の看板商品です。国産素材にこだわったパック入りのだしで、水から煮出すだけで本格的なだしが取れると発売時から現在まで高い支持を得ています。そんな『茅乃舎』が新しく東京駅にオープンしたのが『茅乃舎 お椀や』、だし茶漬け専門店です。あの「茅乃舎だし」を使ったお茶漬けとは期待が高まります! ということでさっそく行ってきました。

『茅乃舎(かやのや)』のだしとは?

『御料理 茅乃舎』の初代料理長が作った「茅乃舎だし」
『御料理 茅乃舎』の初代料理長が作った「茅乃舎だし」

 まずはおさらい。国内に30の直営店及び通販・webを展開する『茅乃舎』は、様々な食品や調味料を販売しているブランドです。その始まりは福岡県の里山にある『御料理 茅乃舎』というレストラン。初夏には蛍が舞う清流のある自然の中にあり、地の利を生かした地元の旬の食材を中心に厳選した素材を使った料理が味わえるとあって、県外からも多くの人が訪れる人気店です。

 そんな『御料理 茅乃舎』の初代料理長が家庭でも手軽に美味しいだしを取れるようにと真昆布や焼きあごなど厳選した国産素材を配合し生まれた商品が「茅乃舎だし」です。パックの中に厳選素材を配合し煮出すだけで簡単に本格的なだしが取れる、下味として海塩と醤油を加えているので味付けが簡単と評判となり、幅広く支持されるようになりました。ほかにも、「野菜だし」や「煮干しだし」など素材の異なるだしや、地域限定のだしなども豊富にそろっています。

いざ『茅乃舎 お椀や』へ!

お店の入り口には、美味しそうなだし茶漬けの写真が大きく飾られている
お店の入り口には、美味しそうなだし茶漬けの写真が大きく飾られている

 さて本題。今回オープンした『茅乃舎 お椀や』は『茅乃舎』こだわりのだしがメインのだし茶漬け専門店。具材に合わせた最高の組み合わせを提案したメニューが楽しめます。訪れた日は休日ということもあり、お昼どきを外して行ったものの数名の列ができていました。

メニュー。「ほぐし鯖」1150円や「鶏そぼろの生姜煮」1350円、「和牛ロースと五種の茸」1550円など全6種のだし茶漬けが販売されている
メニュー。「ほぐし鯖」1150円や「鶏そぼろの生姜煮」1350円、「和牛ロースと五種の茸」1550円など全6種のだし茶漬けが販売されている

 ようやく順番になったので入店。まず、レジで注文をして支払いを済ませます。だし茶漬けは6種類、サイドメニューなどはありません。どれも具材によって使われているだしが違います。だしは好みで変更可能ということですが、初回ということでお店のおすすめの組み合わせをいただくことに。かなり悩ましい選択ですが、一番人気「昆布〆鯛」(1550円)をチョイスしました。