ROUND1. 醤油ラーメン対決!

まずは、セブンの「醤油ヌードル」とファミマの「背脂風中華そば」から食べ比べてみます。スペックは以下のとおり。
・セブンの「醤油ヌードル」149円・81g・354kcal
・ファミマの「背脂風中華そば」150円・74g・333kcal
規定どおりの熱湯を注いで3分待ち、フタを開けた状態がこちらの画像です。

写真のとおり、セブンの「醤油ヌードル」は具材がたっぷり。ビジュアル的には日清のカップヌードルにそっくりなことがわかると思います。
一方、ファミマの「背脂風中華そば」は、セブンに比べて具材は少なめですが、小さなナルトが可愛く、オリジナリティにあふれています。では味はどうでしょうか。いざ実食してみます。

まずセブンの「醤油ヌードル」は縮れ麺です。そしてスープはチキンエキスとポークエキスの醤油味。何もかも「カップヌードル」に似ています。実際、味もほぼコピーしているのですが、本家に比べるとやや薄味です。
一方のファミマの「背脂風中華そば」はストレート麺。スープは濃い醤油味で、後入れの「香味油」(背脂に近いイメージ)の旨味が効いていて、例えるなら町中華の昔ながらの醤油ラーメンのような味わいです。
5人で試食した結果、4vs1でファミマの「背脂風中華そば」に軍配が挙がりました。具材は少ないものの、麺のつるつるした口当たりと、背脂入りのこってり醤油スープの旨味が後を引くんです。150円でこのクオリティはスゴい。
一方、セブンの「醤油ヌードル」は、カップヌードルに寄せようとしすぎた弊害なのか、やや化調の味が前面に出ている印象。途中で飽きてしまうという声が多くあがりました。ただ、1人、「カップヌードルを買うより安いので許せる」という意見も。
ROUND2. シーフード系対決!

続いて、海鮮系のカップ麺対決です。セブンは「シーフードヌードル」、ファミマには同名の商品がないので、それに該当すると思われる「海鮮ちゃんぽん」にしました。ではスペックから。
・セブンの「シーフードヌードル」149円・75g・322kcal
・ファミマの「海鮮ちゃんぽん」150円・77g・336 kcal
規定どおりの熱湯を注いで3分待った状態がこちら。

具材の量はさほど変わりませんが、具材の種類が異なります。
・セブンの「シーフードヌードル」⇒タマゴ、タコ、キャベツ、ネギ
・ファミマの「海鮮ちゃんぽん」⇒エビ、コーン、かまぼこ、キャベツ
そして、スープは、セブンの「シーフードヌードル」は海鮮塩味、ファミマの「海鮮ちゃんぽん」は、海鮮とは言いつつとんこつスープ味です。

セブンの「シーフードヌードル」は、これまたカップヌードルのシーフードによく似た味。ポーク、チキンに海鮮エキスが溶け込んでいて味は薄め。それと、具材の海鮮はタコなのですが、その味も弱い。そして麺は醤油ヌードルと同じ縮れ麺。ただ、麺にも醤油味が染み込んでいるのか、麺の味自体がしょっぱいです。
一方、ファミマの「海鮮ちゃんぽん」は、海鮮ダシととんこつの白濁したスープで、コクがあってまろやか。そこに後入れのエビ香味油が効いていて、具材のエビともどもダブルで風味が豊かです。さらに中太のストレート麺がつるつるして口当たりよく、かなり完成度の高いカップ麺です。
というわけで、5vs0でダントツでファミマの「海鮮ちゃんぽん」に票が集まりました。個人的にも、これは実は何度もリピ買いしていた商品。本当にオススメです。