食べるハイブランド「ルイビ豚(とん?)」って何? 『創作とんかつGOEN』(祐天寺)で食べてきた!

食べるハイブランド「ルイビ豚(とん?)」って何? 『創作とんかつGOEN』(祐天寺)で食べてきた!
食楽web

●年間1000頭しか出荷されないブランド豚「LYB豚」(ルイビ豚)。この高級豚を使ったとんかつをランチタイム限定で提供する『創作とんかつGOEN』へ行ってきました。

 5月の連休、旅行に食事に散財したので、お盆休みまでは財布の紐をしっかり締めた生活を実践中です。買い物中にブランド品が目に入っても見て見ぬふりの日々でしたが、最近、つい見入った看板があります。

ルイビ……とん?
ルイビ……とん?

 看板には、「LYB豚のとんかつ」の文字が。あのハイブランドと同じ名前?

 看板を前に考え込んでいると、揚げたてのとんかつの香りが漂ってきました。胃袋を刺激するには十分すぎるほど、魅惑的なあの香り。ハイブランドと比べたら安いものじゃないと理由を付け、吸い込まれるように入店しました。

『創作とんかつGOEN(ごえん)』は、有名とんかつ店に5年間勤め、店長経験のある店主が間借り店としてオープン。祐天寺にある人気居酒屋『鶏や せぼん』にて、ランチタイムに営業しています。

 ちなみに「ルイビ豚」は“るいびぶた”と読むそうで、古代原種3種類を掛け合わせた新たなブランド豚とのこと。銀座や表参道などにある高級店でも取り扱われている希少な豚肉です。通常の豚肉が融点36度のところ、「ルイビ豚」は32度と低いため、脂身は“体温で溶ける”という特徴を持っています。

 おそよ130グラムの肉を焙焼式の生パン粉を使用。細目なので揚げ上がりも軽く、サクっと食感よく仕上がります。

 揚げ油はラードを採用。130度でゆっくり火を入れ、赤身の部分は柔らかく、なめらかな食感に。仕上げに高温の油にくぐらせることで、歯切れの良さを実現します。さて、実食といきましょう。