成城石井のパン部門がベーカリーになった!?『成城石井BAKERY』(大阪)の試食会に潜入してみた

2階のワインバーではパン食べ放題付きのランチを

 先ほども説明したように、同施設の2階にはワインバー『Le Bar a Vin 52 AZABU』を併設しています。

 夜にはワインバーとして営業し、昼間にはランチを提供。おいしいランチに加えてフランスパンや白パンなどの食事パン4種が食べ放題となっています。

「九州産黒毛和牛ランイチ肉のステーキランチ」2189円
「九州産黒毛和牛ランイチ肉のステーキランチ」2189円

 こちらはランチメニューの一つ「九州産黒毛和牛ランイチ肉のステーキランチ」。食べやすい大きさにカットされた種類豊富なパンにそそられます。

 パンは産地の異なる2種類のオリーブオイルと共に提供されます。ホカホカの焼き立てのような味わいをじっくりと堪能できますよ。

 ステーキに使われている“ランイチ”というのは、ランプとイチボの双方からなる部位。ムチッとした赤身の食感ながら、霜降りのような濃厚な旨みが広がりつつ、上品で軽やか。「こんな贅沢なお肉がカレーパンにも使われていたのか!」と改めて驚かされてしまいます。

「Le Bar a Vin 52厳選!生ハムとサラミ類6種盛り合わせ」フルサイズ(4~5人前) 2090円、ハーフ(1~2人前) 1210円
「Le Bar a Vin 52厳選!生ハムとサラミ類6種盛り合わせ」フルサイズ(4~5人前) 2090円、ハーフ(1~2人前) 1210円

 中でも圧巻だったのは、生ハムとサラミの盛り合わせ。「成城石井」の生ハムは高そうなイメージでしたが、4~5人前で2090円と安い。

 思わず「思ったよりリーズナブル!」とつぶやいてしまう価格の秘訣は、独自の仕入れルートにより中間マージンが不要なため割安の商品も多く、生ハムやチーズなどはその代表的な商品となっているそうなのです。

 生ハムのクオリティは折り紙付きで、その特製を最大限に発揮するため、適した厚さでスライスしているそうです。例えば厚さ0.2ミリのハモンセラーノは口に入れた瞬間にとろける滑らかさでした。

まとめ

 これらの生ハムやチーズは1階のベーカリーや、近くにある「成城石井」で販売しています。今回の取材を通して「成城石井」の高級なイメージが覆り、しっかり探せばおいしくてリーズナブな商品に出会えるお店だと実感しました。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

成城石井 BAKERY 京阪モール京橋店

住:大阪府大阪市都島区東野田町2-1-38 京阪モール 本館 ノーステラス 1F
TEL:06-4397-4514
営:8:00~21:00
休:館の定休日に準ずる

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。