成城石井のパン部門がベーカリーになった!?『成城石井BAKERY』(大阪)の試食会に潜入してみた

どのパンもクオリティが段違い!『成城石井BAKERY』の魅力とは?

『成城石井BAKERY』の入り口を抜けると、おいしそうなパンがズラリ。四角い食パンからロールパンに総菜パン、マフィンやスコーン、カヌレなど幅広くラインナップされています。

 今回の試食会では特別にマフィンやあづきパン、カレーパンなどを試食させていただきました。結論からいうと、どのパンもかなり高いクオリティでした。

「田辺農園バナナとクーベルチュール(カカオ分58%)チョコマフィン」323円
「田辺農園バナナとクーベルチュール(カカオ分58%)チョコマフィン」323円

 こちらのチョコマフィン。ポソッとした食感であることも多いマフィンですが、『成城石井BAKERY』のマフィンはこれまでに経験したことないくらいに生地がしっとりしていて滑らか。

 具材のチョコレートもバナナもこだわり抜いた素材が使われていて、一般的なチョコバナナマフィンとはフレッシュさが段違いの逸品でした。

「成城石井BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン」388円
「成城石井BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン」388円

 こちらのあづきパンは、びっしりとすき間なく京都産の大納言あずきを使用。生地には黒豆も大量に練り込まれています。表面に塩の隠し味がついており、絶妙な甘じょっぱさ。ボリューミーながらスイスイ食べられました。

 マフィンの中のバナナ、あづきパンの“ゆであづき”などは、店頭で実際に購入できる商品を原材料に使っているそうで、「成城石井」の商品のプレゼンテーション的な立ち位置にもなっています。

ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン 431円
ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン 431円

 試食した商品の中で、特に存在感を放っていたのが「カレーパン」。具材にはワインバーのステーキにも使っている黒毛和牛の端材を贅沢に使用。具材はパンの許容量限界まで詰め込んだ上で、「もっと具材を!」と表面に追いカレーソースを使用し、ボリュームをさらに演出しています。

 10種のスパイスをふんだんに使ってセントラルキッチンで調理されたカレーソースは、今までカレーパンから感じたことないほど強烈な香りでフレッシュささえ感じられます。

 焼きカレーパンとして作り上げることで、ボリュームはあっても重すぎないカレーパンに仕上がっていて、お店の顔と言えるような商品でした。