ローソンのカツサンドはガッツリ系と上品系の2種類
続いて、ローソンのカツサンド2種類を紹介します。まずは、店内手作りの『まちかど厨房』が併設されるローソンで売っている「三元豚の厚切りロースカツサンド」(484円)。これはかなりガッツリ系タイプ。
こちらも豚肉は三元豚を使用。ロースカツの厚さは約3cm。さきほどのファミマのものと比較して、かなりボリューミーに感じます。その理由は、ファミマに比べて肉が0.5cm厚いこと、そして食パンが耳付き、かつ千切りキャベツがやや多いせいだと思われます。
そしてこのカツサンドの最大のポイントは、やっぱり店内手作りならではのできたて感があるということ。揚げたときの衣のザクッと感が部分的に残っていたり、また、さらにソースもフレッシュで、じわりと垂れてきそうです。
主役の三元豚のロースカツは、しっかりとした歯ごたえも残しつつ、噛むとやわらか。そしてソースも、酸味と甘味のバランスが最高。食パンの耳はやや硬めですが、そのぶん、噛みごたえと食べごたえを演出しています。
さて、続いて同じくローソンのもう1つのカツサンド「ひれかつ」を紹介します。
こちらはその名のごとく、肉がロースカツではなくヒレカツのサンドです。ヒレは、ロースよりちょっとお値段お高めというイメージがあると思いますが、サンドイッチのカットが小ぶりで、パッケージも含めてどことなく上品な雰囲気が漂っています。
ちなみにヒレカツの厚みは約2.5cm。食べてみると、繊細な繊維の食感を残しつつ、こちらもとってもソフト。肉の旨味もしっかり感じられるジューシーさです。ちなみに、食パンは耳なし。キャベツも入っていません。ソースは甘口ながらスッキリした味ですが、そこに“からし”が効いていて、これが大人の味わいで◎。一口でパクリと食べられて、美味しい余韻が残る贅沢なカツサンドでした。