途中下車しても買いたい！ 東横線沿線の惣菜がウマい「精肉店」4選

『栄屋精肉店』（学芸大学）の「コロッケ」と「ハムカツ」

　同じく学芸大学で昭和44年より開業し、地元の人に愛され続けている『栄屋精肉店』も外せません。駅から少し離れた立地にありながら、手作り惣菜の豊富さと良心的な価格が人気です。

　お惣菜は注文が入ってから揚げはじめるスタイル。定番人気の「コロッケ」はポテトがしっとりホクホクで、間食にも丁度良いボリュームです。

　昔懐かしい「ハムカツ」は長方形のハムが二枚重ねになっていて、衣がカリカリ！ ソースをたっぷりかけて、ジャンクフルにいただくのも一興ですよ。

『荒川商店』（自由が丘）の「手作り弁当」と「ポテトサラダ」

　オシャレスポットがひしめく人気エリア・自由が丘にも、昭和の面影を残す精肉店『荒川商店』があります。こちらでは、注文を受けてから作る手作り弁当がイチオシ。定番の「からあげ弁当」をはじめ、ハムが絶品な「ハムエッグ弁当」などが人気です。

　今回注文した「鶏肉の照焼」はフライパンで蒸し焼きにしているので、外はカリッ、身はプリッとジューシー。ご飯がすすむ甘辛い照焼タレに七味がきいています。手作りのきんぴらごぼうも塩梅良く、さっぱりとしたお漬物も箸休めにちょうど良いバランス。ご飯がぎゅうぎゅうに詰まっていますので、ボリュームも大満足でした！

　お弁当にも入っていましたが、追加注文したいのが「ポテトサラダ」です。ゆで卵入りで、程よいこってり感が最高！　具材も存在感があり、食べ応えがあります。おかずによし、おつまみによしの最強ポテトサラダです。

（撮影・文◎亀井亜衣子）