お酒×自家製ジェラートが楽しめる話題のバー『TIGRATO』(四ツ谷)の楽しみ方とは?

国内唯一!? プロのバーテンダーがつくる「ジェラート×カクテル」のマリアージュ体験

(手前)「焦がしキャラメルとバニラのジェラート」ダブル600円、(奥)「ミントジュレップ」1200円。ジェラートとカクテルを同時に注文すると総額から20%オフに
(手前)「焦がしキャラメルとバニラのジェラート」ダブル600円、(奥)「ミントジュレップ」1200円。ジェラートとカクテルを同時に注文すると総額から20%オフに

 この日オススメのマリアージュとして出してくれたのは、「焦がしキャラメルとバニラ」のジェラートと、バーボンとミントを使った夏の定番カクテル「ミントジュレップ」。

 身体に優しい「てんさい糖」を焦がしたキャラメルは、甘さの奥に心地良い苦みのある大人の味。又、最高級のマダガスカル産バニラビーンズを使ったバニラのジェラートも、普段食べているバニラアイスとは比べ物にならない程上品な味わいです。

 バーボンベースの「ミントジュレップ」にピッタリマッチする理由を伺うと、「バーボンの味わいの中に、バニラやキャラメル、アプリコットやオレンジの要素があるんですよ」と高宮さん。お酒の中に感じられる味の要素とジェラートを合わせるとは、さすがプロのバーテンダーならではの発想です。

赤いパラソルがかわいいテラス席
赤いパラソルがかわいいテラス席

 この日いただいた4種類のジェラートの他にも契約農家さんから直に仕入れた「とうもろこし」や「紅ほっぺ(いちご)」、「せとか(マンダリンオレンジ)」のジェラートなど、季節感あふれるメニューがいっぱい!

「ジェラートづくりはカクテルづくりと似ていて、それぞれの素材が持つ味わいや質感の特徴を掛け合わせて作る方程式があるんです」(高宮さん)。今まで200種類以上のジェラートとそれ以上のカクテルレシピを持つ高宮さんにおススメの組み合わせを聞きながら、是非、まだまだ終わらない「夏気分」と、自分だけのお気に入りマリアージュを探しに訪れてみて欲しい一軒です。

(撮影・文◎Tomoko)

●SHOP DATA

TIGRATO(ティグラート)外観

TIGRATO(ティグラート)

住:千代田区六番町13-6 ASビル 1F
TEL:03-5214-1122
営:月~金14:00~23:00、土14:00~22:00
休:日・祝日 ※緊急事態宣言中は営業時間、形態に変更あり
https://www.instagram.com/tigrato.cafe_bar/

●著者プロフィール

Tomoko
ソムリエ/フードコーディネーター
大手酒類メーカーに20年以上勤務。外食大好き、お酒も大好き。“勉強”と称し、訪れたお店の数は2500軒以上にわたる。「酒感(さけかん)」(お酒を飲む雰囲気が滲み出ている)のある店を好み、ファサード(店構え)を見れば良店かどうか見分けられる驚異の嗅覚を持つ。「酒感(さけかん)」の真骨頂は「BAR」ということで、都内「BAR」もかなりの数を巡っている