奇をてらわずに新しいうどんにチャレンジ!

さて、開店したばかりの『東奔西走』ですが、実は、隣町の高円寺で10年間、愛されたうどん屋『てんてこ』が移転オープンしたお店というのが真相。だから『てんてこ』の常連さんも足を伸ばして頻繁に訪れるんだそう。

「おかげさまで『てんてこ』はまさにてんてこ舞いの忙しさでした。今回、『東奔西走』では心機一転、メニューを絞って、型にはまらないうどんの新しい可能性に挑戦していきたいと思っているんです。とはいえ、奇をてらうわけではなく、1つひとつ丁寧に作っています」と塚本さん。

ちなみに、毎日お店で打つうどんは、近隣のバーやお店から、店で出したいから生麺だけが欲しいという注文も多いそう。
「南阿佐ヶ谷は個人店が多く、隣近所同士、とても仲良し。うちは新参者ですが、うどんを気に入ってくれるのが嬉しくて、喜んでお分けしています」
なんとも太っ腹。でも確かに、このうどんなら欲しいと思ってしまうくらい魅力的です。

というわけで、まずは「東奔西走うどん」を一度食べてみてください。ちなみに、夜は出汁酒場になるので、堂々とお酒が飲めるようになった暁には、ぜひそちらにもどうぞ!
(撮影・文◎土原亜子)
●SHOP INFO
店名:東奔西走
住:東京都杉並区阿佐谷南1-11-2
TEL:非公開
営:11:30~15:30(15:00LO)、16:30~20:00(19:30LO)
休:毎週月曜と隔週日曜日はランチのみ
※営業時間はTwitterとInstagramでご確認ください