うどん好きは絶対に食べて欲しい! 南阿佐ヶ谷のうどん酒場『東奔西走』の自家製つけ汁うどんがめちゃくちゃ旨い

奇をてらわずに新しいうどんにチャレンジ!

定番の「天ぷらうどん」1000円
定番の「天ぷらうどん」1000円

 さて、開店したばかりの『東奔西走』ですが、実は、隣町の高円寺で10年間、愛されたうどん屋『てんてこ』が移転オープンしたお店というのが真相。だから『てんてこ』の常連さんも足を伸ばして頻繁に訪れるんだそう。

店主の塚本さんは静岡生まれ。京都や兵庫県で料理の修業をし、関西の出汁に魅了されたと言います
店主の塚本さんは静岡生まれ。京都や兵庫県で料理の修業をし、関西の出汁に魅了されたと言います

「おかげさまで『てんてこ』はまさにてんてこ舞いの忙しさでした。今回、『東奔西走』では心機一転、メニューを絞って、型にはまらないうどんの新しい可能性に挑戦していきたいと思っているんです。とはいえ、奇をてらうわけではなく、1つひとつ丁寧に作っています」と塚本さん。

「牛明太釜玉バターうどん」980円
「牛明太釜玉バターうどん」980円

 ちなみに、毎日お店で打つうどんは、近隣のバーやお店から、店で出したいから生麺だけが欲しいという注文も多いそう。

「南阿佐ヶ谷は個人店が多く、隣近所同士、とても仲良し。うちは新参者ですが、うどんを気に入ってくれるのが嬉しくて、喜んでお分けしています」

 なんとも太っ腹。でも確かに、このうどんなら欲しいと思ってしまうくらい魅力的です。

店内で作るうどん
店内で作るうどん

 というわけで、まずは「東奔西走うどん」を一度食べてみてください。ちなみに、夜は出汁酒場になるので、堂々とお酒が飲めるようになった暁には、ぜひそちらにもどうぞ!

(撮影・文◎土原亜子)

●SHOP INFO

店名:東奔西走

住:東京都杉並区阿佐谷南1-11-2
TEL:非公開
営:11:30~15:30(15:00LO)、16:30~20:00(19:30LO)
休:毎週月曜と隔週日曜日はランチのみ
※営業時間はTwitterとInstagramでご確認ください