『丸亀製麺』の新作うどん弁当をテイクアウト。「冷ぶっかけうどん」を極旨に仕上げるコツは?

1時間経ってももちもち! 「夏の天ぷらうどん」で試してみた

750円(税込)。天ぷらの下にうどんが入った2段弁当。「だし」は別添え。今回はうどんに乗った海苔も別添えにしてもらいました
750円(税込)。天ぷらとうどんが別々の容器に入った2層構造。「だし」は別添え。今回はうどんに乗った海苔も別添えにしてもらいました

 季節ごとに、旬の食材を味わうのは大切なこと。ですのでまず、最初に選んだのが「夏の天ぷらうどん弁当」です。こちらには夏にしかお目見えしない「長なす天」と「鱧天」が入っています。それ以外にうどん(並)はもちろん、えび天、いなりまで付いています。これはなかなかのボリューム感!

 天ぷらの横にネギを添えてくれますが、追加でもっと薬味が欲しい、生姜や天かすも欲しい! という場合は、テイクアウト用のカップをもらい、好みの薬味を詰めて帰りましょう。

 持って帰ってきて蓋を開けてみると、容器いっぱいに詰まった天ぷらの存在感ったら…スゴイ。実はこの時点で購入から1時間ほど経ってしまいましたが、まだサクッとした状態でした。しかし、もっとお店のようなアツアツ、サクサクの状態で食べたいですよね。

 そこで、お店で聞いた天ぷらの温め方を実践しました。それは、オーブントースター(500 W)にアルミホイルをひいて3〜5分、様子を見ながら温めるというもの。ポイントは「一度アルミホイルをクシャクシャっと丸め、再び広げてひくこと」。これにより、丸めた際にできた溝に余分な脂が落ち、水分が飛んでサクサクっとジューシーな仕上がりに。実際、お店で食べた時と遜色ありませんでした。

テイクアウトの“冷ぶっかけうどん”を歯ごたえ抜群に食べる方法

 一番気になるのは、メインの「うどん」の状態。20分くらいまでに食べて欲しいというお店の意向から反して、 1時間をオーバー…。しかも「冷ぶっかけ」なので、冷たいうどんをスルスルッと喉ごしよく味わいたい! というわがままな欲望が湧いてきます。

 もちろん、こちらも“より歯ごたえ抜群にテイクアウトのうどんを食べる方法”を聞いてきました。それが「氷水の中に入れて流水で優しくほぐす」こと。強くかき混ぜると麺が傷ついてしまうので、優しく注ぎ麺をほぐしました。

 天ぷらを温め直し、麺をほぐしている間、冷蔵庫で冷やしておいた「だし」をかけていざ、実食! 一口食べて見ると、冷ぶっかけうどんのモチモチ食感、天ぷらのサクサク具合に感動。テイクアウトでも十分、お店で食べるようなできたての美味しさを堪能できました。

こちらも新作! 「えびタル天丼うどん弁当」

 もうひとつテイクアウトしたのが、「えびタル天丼うどん弁当」です。『丸亀製麺』の天丼といえば、ご飯と天ぷらを別々に買って、店の「天ダレ」をかけて食べる裏メニューが有名ですよね。しかしお弁当として提供しているのは、「タルタルソース」添えのエビ天! 今までかしわ天の天丼はあったそうですが、えび天丼は珍しいんだとか。

えび天、大きくてぷりぷり~!
えび天、大きくてぷりぷり~!

 こちらも夏だけの「冷ぶっかけ」うどんと一緒に味わいました。熱量たっぷりだけど、冷んやり美味しい「うどん弁当」。ぜひ、テイクアウトして美味しい食べ方を実践してみてください。

●DATA

丸亀製麺

https://www.marugame-seimen.com/menu/omochikaeri/

※一部、8月下旬までのメニューがあります。