一人呑みが最高すぎる! 東京で一度は行ってみたい「老舗名酒場」4選

大正から続く下町の名大衆酒場『赤垣』(浅草)

 浅草散策のついでに、渋くて懐かしくて、どこかホッとできる…そんないい感じの酒場をお探しなら、迷わず『赤垣』へ足を運びましょう。つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩3分ほどの場所にお店はあります。

 創業はおよそ大正6年、3代目のマスターと4代目の息子さん、そして女将さんが切り盛りする、温かみのあるお店です。

L字型のカウンター席から先に客が埋まる。会話を楽しみつつ美味しい酒と肴を
L字型のカウンター席から先に客が埋まる。会話を楽しみつつ美味しい酒と肴を

『赤垣』と書かれた提灯と紺色の暖簾が目印。店内は、L字型のカウンター席と5~6人がけのテーブル席のみ。ここでぜひ頼んでほしいのが、「シメサバ」。酢締めがきつくなく柔らかな味で、あっさりしていているので、鯖の旨みを存分に味わえる一品です。

「シメサバ」750円。通年で提供している。酢は柔らかめ、あっさりとした味わい
「シメサバ」750円。通年で提供している。酢は柔らかめ、あっさりとした味わい

 合わせるお酒に迷ったなら、「高清水の樽酒」(1杯500円)がオススメ。冷やでも燗でも美味しくて、辛くもなく甘くもない、ちょうどよさ。どの料理にも抜群に合います。

「高清水の樽酒」1杯500円。テーブル席とカウンター席がある。席の予約はできないが、事前に電話で確認するのがおすすめ
「高清水の樽酒」1杯500円。テーブル席とカウンター席がある。席の予約はできないが、事前に電話で確認するのがおすすめ

 カウンターで知らない人と肩を並べて飲んでいるうちに、自然と会話が弾み、美味しいお酒と肴、そして女将のさりげない気配りで、あったか~い気持ちになれること請け合いです。

●SHOP INFO

店名:赤垣

住:東京都台東区浅草1-23-3
TEL:03-3844-2327
営:17:00~大体22:30(LO大体22:00)
休:水曜(1、8月は不定で水・木連休あり)