やっぱり米が好き! 至極の「銀シャリ」が味わえる東京の最旬店3選

AKOMEYA厨房(銀座)

月替わりの「季節の小鉢膳」2,315円の一例。鰆の炙り生七味醤油、きのこと菊花の塩ポン酢おひたし、函館産秋鮭“龍鮭”のフリット、京小芋の含め煮鶏そぼろ味噌あん からし添えなど8種類の料理に、土鍋で炊いたごはんが付く
月替わりの「季節の小鉢膳」2,315円の一例。鰆の炙り生七味醤油、きのこと菊花の塩ポン酢おひたし、函館産秋鮭“龍鮭”のフリット、京小芋の含め煮鶏そぼろ味噌あん からし添えなど8種類の料理に、土鍋で炊いたごはんが付く

銀シャリLOVERのワンダーランド

「一杯の炊きたてごはん」。その至福の時をテーマに、日本のお米、食材、調味料、雑貨などを提案するライフスタイルショップがこちら。銀座本店1階には厨房を併設しており、全国から厳選したお米を、御膳としていただけます。「5合炊きの土鍋5台を使い、常に炊きたてのごはんを用意しています」と店長の稲本智子さん。

お米の販売コーナー。全国から選りすぐったお米を店頭精米してくれる
お米の販売コーナー。全国から選りすぐったお米を店頭精米してくれる

 特に人気なのは、昼の「季節の小鉢膳」。この日は、千葉県全体の2%しか生産されていないというコシヒカリ「多古米」。その希少なごはんを8種類の小鉢たちが引き立てます。例えば京小芋にかかった鶏そぼろの味噌、鰆の炙りの生七味醤油、おひたしに使われる塩ポン酢……。これらの食材や調味料の一部は、ショップで購入することができます。

 ゆえに、食後は、米販売コーナーに立ち寄るのがオススメ。好みの分づきで加減精米をしてくれるうえ、お米に合った炊き方も紹介してくれます。さらに店内の出汁や調味料についてもスタッフが味を熟知し、話しているだけでも楽しくなる、まさにお米好きの楽園です。

●SHOP INFO

AKOMEYA厨房

店名:AKOMEYA厨房

住:東京都中央区銀座2-2-6
TEL:050-3134-5256
営:ランチ11:30~14:00、お茶14:00~17:30(16:30LO)、ディナー17:30~22:00(フード21:00、ドリンク21:30LO)
休:不定休

(文◎土原亜子 撮影◎貝塚 隆)

※当記事は『食楽』2018年冬号の記事を再構成したものです