ドイツ国王も愛したビールが昼から飲み放題!『ツムビアホフ ノイ』でオクトーバーフェスト気分を味わおう

ドイツ国王が愛した醸造所の樽生ビールが飲める

 ツムビアホフ ノイで提供されるビールは、「ホフブロイ・ミュンヘン」という南ドイツのミュンヘンにある醸造所のもの。この醸造所はバイエルン国王のためのビールとして1589年に宮廷醸造所として誕生し、バイエルン王国の消滅後はバイエルン州により経営されています。

 同醸造所は文化遺産にもなっているビアホール「ホフブロイハウス」を所有し、オクトーバーフェストでは公式6大ブルワリーに選ばれた、伝統ある醸造所なのです。

 そんなホフブロイハウスの樽生ビールが常時4種類以上飲めるだけでなく、ランチタイムには自分でビールを注いで飲む90分間の飲み放題もあります。筆者が取材した日は「ホフブロイ ミュンヘナー ヴァイスビア」「ホフブロイ オリジナル ラガー」「ホフブロイ シュバルツ ヴァイスビア」「ホフブロイ ドゥンケル」「ホフブロイ マイボック」の5種類が提供されていました。

ランチビュッフェではビールが自由に注げるサーバーコーナーがある。アルコールだけでなく、ソフトドリンクやコーヒー、約10種類のハーブティーも飲める
ランチビュッフェではビールが自由に注げるサーバーコーナーがある。アルコールだけでなく、ソフトドリンクやコーヒー、約10種類のハーブティーも飲める
ランチタイムはドイツ伝統のブーツグラスに注ぐ。飲み放題以外では、ブーツグラス(250ml/650円~)、Mサイズ(500ml/1,240円~)、マスジョッキ(1000ml/2,300円~)の3種類が選べる。ドイツではマスジョッキが主流
ランチタイムはドイツ伝統のブーツグラスに注ぐ。飲み放題以外では、ブーツグラス(250ml/650円~)、Mサイズ(500ml/1,240円~)、マスジョッキ(1000ml/2,300円~)の3種類が選べる。ドイツではマスジョッキが主流

 各ビールの味わいは下記のとおり。ちなみに「ホフブロイ マイボック」は季節限定のビールとなっており、なくなり次第別の季節のビールが登場します。

「ホフブロイ ミュンヘナー ヴァイスビア」
泡がなめらかな白ビール。フルーティーでバナナのような味を感じる。後味はスッキリ。

「ホフブロイ オリジナル ラガー」
花の香りのような華やかさがある。苦みは控えめでバランスがいい。

「ホフブロイ シュバルツ ヴァイスビア」
色は黒いが、苦みはほとんどない。麦芽をローストしてモルトの香りを強めているので、香ばしさがある。

「ホフブロイ ドゥンケル」
キャラメル香のあるダークビール。ダークビールにしては色が薄い。苦みはあるがキレがいい。

「ホフブロイ マイボック」
長期熟成して作られる限定ビール。はちみつのような甘みを感じるが、後味はほろ苦い。

自家製の白ソーセージはドイツのレシピを再現

 ツムビアホフ ノイでは、59種類の料理が提供されています。そのなかでも必ず食べておきたいのが、「ボイルヴァイスヴルスト」です。これは、ドイツで有名なソーセージで、皮を剥いてハニーマスタードを付けて食べるのが一般的。同店ではホフブロイハウスのレシピを特別に許可を得て再現しているそうです。

「自家製 ボイルヴァイスブルスト(プレーン)」(1,200円)は2本入り。5月6日まで期間限定の「自家製 桜ボイルヴァイスブルスト」(1,200円)も食べられる
「自家製 ボイルヴァイスブルスト(プレーン)」(1,200円)は2本入り。5月6日まで期間限定の「自家製 桜ボイルヴァイスブルスト」(1,200円)も食べられる
このように皮を剥いて食べる。普通のソーセージよりもふわふわしていて、ハーブがしっかり効いていた
このように皮を剥いて食べる。普通のソーセージよりもふわふわしていて、ハーブがしっかり効いていた

 ドイツ料理の定番メニューといえば、豚のスネ肉をスパイスでとろとろに煮込んだ「アイスバイン」と、オクトーバーフェストの名物料理「ローストチキン」も忘れてはいけません。

「アイスバイン」(2,990円)はコラーゲンたっぷりの煮込み料理。スパイスとハーブで煮込まれていて、日本人でも食べやすい味付け
「アイスバイン」(2,990円)はコラーゲンたっぷりの煮込み料理。スパイスとハーブで煮込まれていて、日本人でも食べやすい味付け
オクトーバーフェストでは約50万羽も食べられている「ローストチキン」(2,590円)は、部位ごとに異なる肉質が楽しめる
オクトーバーフェストでは約50万羽も食べられている「ローストチキン」(2,590円)は、部位ごとに異なる肉質が楽しめる