先付けの「P.P.A.P」からインパクト大
ITAMASHIで提供されるのは、4,000円、5,000円、6,000円のコースメニュー。『俺のイタリアン GINZA』で総料理長を務めた経歴を持つシェフと都内の有名和食店で腕をふるった板前さんによる料理と、それらの料理に合わせたワインや日本酒のペアリングが楽しめます。

先付けとして出てきたのは「P.P.A.P」という、聞き覚えのあるメニュー。ただし、ここでは「パイン」「プロシュート」「甘エビ」「パクチー」を略して、「P.P.A.P」と言っているんです。

そう、同店のメニューの大半がこういった個性的な名前が付けられているんです。コース料理なので最初にお品書きを見せてもらいますが、メニューを見てもそれが何なのかわからないものが多く、「次は何が来るんだろう?」というワクワク感があります。

どのメニューも想像の斜め上をいくものばかり
続いて出てきたのは、八寸の「目黒川と桜」。この名前だけを聞くと、きっと和のテイストが強いんだろうなと思うはずです。しかし、その見た目とは裏腹に、イタリアンのエッセンスが強く、やっぱりいい意味で想像を裏切ってくれます!

お凌ぎには「酢豚」とあるので、何か変わった材料を使った酢豚なのだろうと思っていたら、目の前に出てきたのはお寿司。そう、これはバルサミコ酢を使ったお寿司なんです。たしかに酢と豚肉なので“酢豚”ではありますが、こんなのは初めて!

お椀にいたっては「緑+平和」とあり、何がなんだかわからない! でもこのわからない感じは、誰かと訪れたときに必ず盛り上がれるはずです。


