●カレー激戦区・御茶ノ水に2023年に誕生したインド料理店『ゴンド』がウマすぎる理由とは?
神田・御茶ノ水・神保町といえば、全国屈指のカレー激戦区。右に行っても左に行っても、そこそこハイレベルなカレー店にぶつかります。老舗が多いこともあり、なかなかニューフェイスのカレー店が注目されることは少ないのですが、昨年(2023年)5月に誕生したばかりなのに、すでに超人気のカレー店があります。店の名は『Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド)』。
実はこのお店、昨年(2023年)4月に惜しまれながら閉店した東京・八重洲の南インド料理店『ダバ・インディア』の“生まれ変わり”的な存在なのです。2003年にオープンした『ダバ・インディア』は、19年もの間、連日行列が絶えなかった名店中の名店。ここで修業したシェフが『カッチャルバッチャル』(新大塚)や『カマルブール』(木場)などの店を開き、本格インドカレーブームを牽引してきました。
閉店の理由は、東京・八重洲の再開発のためだったので、“ダバ・ファン”は当然ながら店の移転を期待したのですが、移転はせず、閉店1ヶ月後にコンセプトを新たにこの『ゴンド』をオープンさせたのです。
『ダバ・インディア』の公式HPでは、『ゴンド』について、“インドのストリートフードやタンドール料理とともに飲めるインド料理店”、“下町の食堂料理や南インドのミールスを用意”などと書いていましたが、一体どんなお店なのか、さっそく行ってきたのでご紹介したいと思います。