美味しさ2倍増し! キャンパー考案のアウトドア調味料「ほりにし」が優秀すぎる

キャンパーでもある“堀西さん”が5年かけて開発

釣りが趣味で二児のパパの堀西さん
釣りが趣味で二児のパパの堀西さん

「ほりにし」を開発したのは、和歌山県にあるアウトドアセレクトショップ『オレンジ』のマネージャーを務める、堀西晃弘さんです。

 筆者もそうですが、「キャンプ場で設営を終えた後に明るいうちからビールを飲むのが何よりの楽しみ!」というキャンパーは多いはず。堀西さんも、「昼にチェックインしてサイト設営、次に料理、やっとゆっくり飲めると思ったらもう夕方で。それに、毎回いろいろなスパイスや調味料を持参するのも煩わしいな」と思っていたそうです。

 そこでひらめいたのが、一本でどんな食材や料理にも合う万能調味料の商品化。70もの試作を経て5年がかりで完成させたのが、この「ほりこし」でした。

目指したのは和と洋、日本人の舌に合う調味料

100グラム入りで842円(税込)
100グラム入りで842円(税込)

 最近よく聞く万能スパイス調味料、どれも大差ないのではと思っていた筆者ですが、前回検証した「マキシマム」と「ほりにし」は全く違いました。クミンが使われた「マキシマム」はほんのりカレーの香りがしてエスニックなのに対し、「ほりにし」はスパイスの粒が大きめで、色も香りも華やかでエレガント。鼻を近づけると、豊かないい香りが鼻腔をくすぐります。

 堀西さんが目指したのは、「日本人の舌と和洋どちらにも合う調味料」。塩や醤油など和のテイストで調和を図り、アクセントにガーリックを効かせながらも洋を感じる秘密は“ミルポワパウダー”にありました。「ミルポワ」とは、フランス料理で用いられる玉ネギ・ニンジン・セロリなどの香味野菜のこと。さらに、ミカンの果皮を乾燥させた陳皮もプラス。これにより20種類ものスパイスが絶妙に融合し、和洋を問わない万能な味わいに仕上がったのです。