【旬野菜】大葉は栄養たっぷりって知ってた? 主役級に味も香りも楽しむ「大葉レシピ」2品

香る、ふんわり甘めの「大葉入り玉子焼き」

大葉の量は卵1個につき1枚を基本にして、お好みで増やしてみましょう
大葉の量は卵1個につき1枚を基本にして、お好みで増やしてみましょう

 大葉は生命力が強く、旬の時期は畑で毎日たくさん収穫できるほど育ちます。実家では夏といえば大葉がよく食卓に上がり、とくに大葉入りの玉子焼きは幼少期からの大好物。白だしと砂糖で簡単に味付けすれば、大葉の爽やかな香りを楽しめます。冷めてもおいしいので、お弁当や朝ごはんにもピッタリですよ。

◎材料(作りやすい分量)

・卵……3個
・大葉……4~5枚
・砂糖……小さじ1
・白だし……小さじ1
・水……小さじ1
・油……適量(焼き用)

◎作り方

1.大葉は洗って水気をふき取り、細かく刻む

2.ボウルに卵を割り入れ、砂糖、白だし、水、刻んだ大葉を加えてよく混ぜる。

3.フライパン(または玉子焼き器)を中火で熱し、油を薄くひく。

4.卵液を数回に分けて流し入れ、焼けたら手前に巻き、再度卵液を流して巻く、を繰り返す。
<point!>焼く際は、焦らず弱めの中火でゆっくり巻くと、ふんわりと仕上がります。

5.全体が焼けたら取り出し、少し冷ましてから好みの厚さに切って完成。お好みで醤油を垂らしてどうぞ。

 白だしの塩気と旨みで、少ない調味料でも味がきまりやすく、失敗しにくいのがうれしいポイント。粗熱が取れると味がなじむので、お弁当にもおすすめ。食べるときに醤油をひと垂らしすると、よりご飯がすすむ味に。

しいたけの香りが重なる「しいたけと大葉のモッツァレラ焼き」

 肉厚のしいたけに、モッツァレラチーズのコクと大葉の爽やかさを重ねた、シンプルながら香りと旨みが広がる一皿。火を通すだけの簡単レシピなのに、前菜にもおつまみにもぴったりなごちそう感も演出できます。

◎材料(作りやすい分量)

・しいたけ……適量(人数分)
・大葉……しいたけの数と同じ枚数
・モッツァレラチーズ……適量(スライスまたはちぎったもの)
・オリーブオイル……適量(焼き用)
・醤油・わさび……お好みで(添え用)

◎作り方

1.しいたけは石づきを切り落とし、汚れがあればふき取る。

2.フライパンにオリーブオイルを熱し、しいたけを両面軽く焼き目がつくまで焼く。

3.しいたけのかさの内側に、モッツァレラチーズをのせ、その上に大葉を1枚ずつのせる。

4.フライパンにふたをして、弱火で蒸し焼きにする。チーズがとろけたら完成。

5.お好みで醤油やわさびをつけて召し上がれ。

 クセのないモッツァレラは大葉やしいたけの香りを楽しみやすいですが、カマンベールやとろけるチーズでもアレンジ可能で、より食べ応えが増すのでおすすめですよ。

旬の大葉を楽しみましょう! [食楽web]
旬の大葉を楽しみましょう! [食楽web]

(撮影・文◎亀井亜衣子)