あの「RIZAP」が今度は料理にコミット!銀座にオープンした「RIZAP COOK」に行ってみた

あの「RIZAP」が今度は料理にコミット!銀座にオープンした「RIZAP COOK」に行ってみた
食楽web

「結果にコミットする。」のキャッチでおなじみのRIZAPが、料理教室「RIZAP COOK」を展開していることをご存知だろうか? 昨年11月から自由が丘店、池袋店、吉祥寺店を出店し、9月29日にはZOE銀座7Fに銀座店をオープン。人気を博している。

一流の料理人が、どんな料理の悩みも解消する!

 RIZAPといえば、劇的にカラダが変化するマンツーマン・ダイエットで知られるが、RIZAP COOKもコンセプトは同様。プライベートスタジオでのマンツーマンレッスンで「2ヶ月で毎日の食卓が劇的に変わる」らしい。

 一体どんなレッスンで、何が違うのか? どれほど効果があるものなのか? 厳しいジムトレは嫌だけど料理教室なら何とかなりそうな食楽web編集部の男性記者2人が、銀座店を取材した。

 訪れてみると立地はまさに銀座のど真ん中。夜には夜景の広がるガラス張りのフロアに、プライベートスタジオが並んでいる。出迎えてくれたのはRIZAPイノベーションズ株式会社の新規事業ユニット長の方だ。
「もともとRIZAPのボディメイクの受講者から『低糖質料理のレシピを知りたい』という声を受けていたのが事業のきっかけですが、RIZAP COOKではダイエットは関係ありません。受講する方の要望や目的に合った完全オリジナルのプログラムを提供しています」(ユニット長)

 和・洋・中のジャンルもレベルも問わない。「なぜ料理ができるようになりたいのか」「どんな料理を誰に作りたいのか」最初にカウンセラーと相談し、理想の到達点を設定していく。
 味付けやレパートリーを増やしたいとか、本格的なパーティ料理を作れるようになりたい、結婚するのでせめて彼の好きなハンバーグや肉じゃがくらいは……などなど、個々の事情に合わせてくれるという。

プログラムにはRIZAPの本気が満載

「教室を始めてみて分かったのは、料理にコンプレックスを持っている女性たちが本当に多いということ。その切実な思いに応えて、コンプレックスを最短2ヶ月で必ず克服するのが私たちの使命です」(ユニット長)
 受講生の男女比は女性7:男性3。花嫁修業として通う女性が多いが、焼鳥店のオーナーがスキルアップのために店長を通わせたりするなど、外食産業との契約も増えつつあるという。

 RIZAP COOKが他の料理教室と違うのは、マンツーマンで明確な目標を立て、プログラムを設計する教育システムだ。ペア参加のコースでも1人で全ての工程を行うのが原則で、受講生は最初と最後に必ず「料理診断」を受ける。

 診断は「与えられた食材を使ってできる料理を作ってください」というもので、講師の前で行われる。当然、料理が苦手な人にはハードな内容だが、これは自分の現状と向き合い、料理の課題を明確にするため。診断結果をもとに的確なプログラムが設計され、いわゆるビフォー・アフターで上達度合いも明確になるのだ。

 そして教えてくれるのは、帝国ホテルや吉兆といった名だたる厨房で経験を積んだ一流料理人。家庭料理にとどまらず、プロが学びたいテクニックを学ぶことができるのもRIZAPならではだろう。

こちらは講師陣による料理のプレゼンテーション。季節の食材を使った創作性あふれる料理の数々は一流の腕前を披露するに十分なものだった。
こちらは講師陣による料理のプレゼンテーション。季節の食材を使った創作性あふれる料理の数々は一流の腕前を披露するに十分なものだった。

「でも、割烹や本格フレンチを習いたいとなったら材料費もかかるのでは?」という疑問も湧くが、その心配は無用とのこと。
「たしかに材料費の差異は出ますが、契約生産者との原価管理をしっかり行い、どんな料理でも受講料の範囲内で調整することにしています」(ユニット長)