タピオカだけじゃない! 『春水堂』に春らしい絶品「台湾グルメ」が登場

春水堂のドリンクにハズレなし!タピオカで春を味わえる

期間限定の「タピオカ桜ベリーミルクティー」(650円・税別、以下同)は春らしいピンク色。ホイップクリームがトッピングされている
期間限定の「タピオカ桜ベリーミルクティー」(650円・税別、以下同)は春らしいピンク色。ホイップクリームがトッピングされている

 新登場したドリンクメニューは3種類。注目は、ジャスミンベースのミルクティーに桜の葉と桜あん、苺をブレンドした「タピオカ桜ベリーミルクティー」です。一口飲むと、上品な桜の風味と苺の甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。「これぞ春水堂!」とも言える小粒でもっちもちのタピオカとも相性抜群で、まるで桜餅をそのままドリンクにしたような感覚です。

「愛玉ジャスミンミルクティー」(左)と「紅茶ゼリーミルクティー」(右)はちゅるんとしたゼリーの食感を楽しめる(ともに500円)。期間限定
「愛玉ジャスミンミルクティー」(左)と「紅茶ゼリーミルクティー」(右)はちゅるんとしたゼリーの食感を楽しめる(ともに500円)。期間限定

 また、タピオカのカロリーが気になる人向けに、ヘルシーなスイーツドリンクも発売されました。それが「紅茶ゼリーミルクティー」と「愛玉ジャスミンミルクティー」です。「紅茶ゼリーミルクティー」は、香り高くコクのあるミルクティーに、2種類の紅茶をブレンドしたゼリーをトッピングした一品。濃厚な紅茶の香りとしっかりとした甘さが特徴です。

 もう一方の「愛玉ジャスミンミルクティー」は、さわやかなジャスミンティーにジャスミンゼリーをトッピングした甘さ控えめのドリンク。ジャスミン独特の風味が口の中をすっきりさせてくれるため、食事にもマッチします。

キーワードは「豆乳」! やみつきになる台湾グルメを日本で

「鹹豆漿」(650円)はヘルシーなのに濃厚。同席した台湾好きのスタッフも大絶賛するほどの本格的な味
「鹹豆漿」(650円)はヘルシーなのに濃厚。同席した台湾好きのスタッフも大絶賛するほどの本格的な味

 ドリンクだけでなく、新登場の台湾グルメにも注目です。今回試食したのは「鹹豆漿(シェントウジャン)」と「酸菜白肉麺(サンサイパイローメン)」、「桜海老と筍のまぜ麺」の3種類。

 最初は、台湾の朝ごはんの定番である豆乳スープ「鹹豆漿」からご紹介。酢で固められたトロトロの豆乳に、蒸し鶏や揚げパン、パクチーをトッピングしてからいただきます。最初はお酢の思わぬ酸っぱさに驚かされましたが、次第にその酸味とチーズのようなコクが癖になってきました。豆乳は大豆イソフラボンや各種ビタミンを豊富に含んでおり、美肌や美髪に効果があるといわれています。コレステロール値がゼロというのも健康を気にする人にとっては嬉しいポイントですね。

 また、豆乳スープともちもちの麺にザーサイをトッピングした「豆漿搾菜湯麺」、豆乳をベースとした「麻辣豆漿担々麺」もラインナップに加わりました。

「麻辣豆漿担々麺」(左)は900円。「豆漿搾菜湯麺」(右)は850円
「麻辣豆漿担々麺」(左)は900円。「豆漿搾菜湯麺」(右)は850円

 お次は、台湾で大人気の白菜鍋を日本の春水堂がアレンジしたという「酸菜白肉麺」。鶏ガラベースの豆乳スープに、酢漬けの白菜と醤油に漬けた豚肉が入った汁麺です。太めの麺に絡んだピリ辛のスープと、酸っぱい白菜が食欲をそそります。

「酸菜白肉麺」(900円)は春季限定メニュー。柔らかい豚肉は旨味たっぷり!
「酸菜白肉麺」(900円)は春季限定メニュー。柔らかい豚肉は旨味たっぷり!

 今回試食したもののなかで、筆者が特に気に入ったのが「桜海老と筍のまぜ麺」。つるつるの麺に、醤油と鰹節に漬け込んだ筍とたっぷりの桜海老をトッピングした風味豊かな一品です。

「桜海老と筍のまぜ麺」(850円)も春季限定メニュー。ごま油や揚げネギが香ばしい
「桜海老と筍のまぜ麺」(850円)も春季限定メニュー。ごま油や揚げネギが香ばしい

 こちらのメニューの最大の特徴は食感。歯ざわりのいい筍や桜海老はもちろん、シャキシャキのもやしがツルツルもちもちの麺と相性抜群なんです!

本格的な台湾茶も登場!飲めば話が弾むこと間違いなし

左から「金萱」、「東方美人」、「文山包種」(ポット:650円、テイクアウト:500円)。それぞれのお茶に個性があり、飲めば話が弾むこと間違いなし
左から「金萱」、「東方美人」、「文山包種」(ポット:650円、テイクアウト:500円)。それぞれのお茶に個性があり、飲めば話が弾むこと間違いなし

 さらに、本格的な台湾茶を中国茶器で楽しめるメニューも新登場。華やかで紅茶のような上品な香りが特徴の烏龍茶「東方美人」、ミルクのような甘い香りとさっぱりとした後味の高山茶「金萱」、さわやかな甘い香りと緑茶のような味わいが特徴の「文山包種」の3種から好きなお茶を選べます。

 そのほか、好きな台湾茶2種にミニ豆花がついた「台湾利き茶セット」(850円)も新発売されます。

 タピオカブームは落ち着いたと思われがちですが、タピオカミルクティーの「元祖」春水堂はまだまだ進化を続けています。ドリンクはもちろん、今年流行すること間違いなしの台湾グルメをぜひ味わってみてください。

(取材・文◎山崎理香子)