成田山の初詣に行ったら手に入れたい! 老舗の「名物土産」5選

地元で愛される明治創業の成田銘醸『長命泉』

蔵元直売店『長命泉』
蔵元直売店『長命泉』

 成田山表参道の唯一の酒蔵といえば、『長命泉』。創業は明治5年、表参道に蔵元直売店を構え、店の裏手で酒造りが行われています。「長命泉」という名は、酒蔵の井戸水が“美味しい良い水だ”“百薬の長だ”と評判になり、「長命延命霊力の酒」という意味を込めて「長命」と名付けたのが始まりだそう。

左から、燗酒コンテスト2019でプレミアム燗酒部門金賞「鑑評会受賞酒」300ml・700円~、冷やも熱燗もイケる人気No1の「吟醸辛口」720ml・1270円、成田山表参道の地下を流れる水で作られた「成田霊水」720ml・1485円(全て税込)
左から、燗酒コンテスト2019でプレミアム燗酒部門金賞「鑑評会受賞酒」300ml・700円~、冷やも熱燗もイケる人気No1の「吟醸辛口」720ml・1270円、成田山表参道の地下を流れる水で作られた「成田霊水」720ml・1485円(全て税込)

「長命泉」は食中酒で、すっきりと軽やかな淡麗辛口の味わい。大吟醸酒や新酒、燗酒などで酵母の香りが立っている酒や甘みがある酒なども作られ、現在は計12~13種類ほどが店頭に並んでいます。

 店内で試飲もできるので、まずはいろんな酒を味わってみるのもオススメです。「長命泉はどんな食事にも合い、炭酸で割ってもすだちを絞って飲んでも美味しい。日本酒の懐の深さを感じながら味わってみてください」(広報の滝澤千香子さん)

2019年の新酒。左「しぼりたて 槽口長命泉」1400円、右「長命泉 活性清酒」1300円(いずれも720ml)
2019年の新酒。左「しぼりたて 槽口長命泉」1400円、右「長命泉 活性清酒」1300円(いずれも720ml)

 毎年11~12月にできる「新酒」は、年末年始の人気酒! 一本は搾ったままの出来立てを瓶詰めした「しぼりたて 槽口長命泉」。もろみの香りが立ち、力強い味わいで飲み応えがあります。もう一本の「長命泉 活性清酒」は酵母が生きていて、シャンパンのようなシュワシュワ感を楽しめます。なお、お正月には大晦日の夜から元旦の朝に搾る「元旦福搾り」も登場! これを目がけて買いに訪れる人もいるそうです。

右写真:手前が「酒粕甘酒」200円、奥は上部が蓋になるカップ入りの「麹甘酒プレーン」350円
右写真:手前が「酒粕甘酒」200円、奥は上部が蓋になるカップ入りの「麹甘酒プレーン」350円

 もう一つ、『長命泉』の魅力となっているのが店先にある「麹stand」。「甘酒」の甘くていい香りが漂ってきて、生姜や柚子味の「麹甘酒」や、昔ながらの「酒粕甘酒」を飲むことができます。ぜひこちらも味わってみてください。

●SHOP INFO

蔵元直売店・長命泉

住:千葉県成田市上町540
TEL:0476-22-8417
営:10:00~19:00(日曜は~18:00)
http://www.chomeisen.jp/