「“食の都かごしま”フェア」が今年も開催! 鹿児島食材を使った料理を両国で楽しもう

『月島もんじゃ もへじ』からは黒豚を使った個性派もんじゃが登場

 魚屋直営で創業149年の歴史を持つ『月島もんじゃ もへじ』。もんじゃ焼きの聖地である月島に本店を構え、数あるもんじゃ焼き店のなかでも人気のお店です。そんなもへじでは、「黒豚味噌もんじゃ」というユニークなもんじゃ焼きが楽しめます。

「黒豚味噌もんじゃ」(1650円)は味噌の香りが際立つ個性派もんじゃ。手前は「桜島大根の浅漬け」で、箸休めにぴったり
「黒豚味噌もんじゃ」(1650円)は味噌の香りが際立つ個性派もんじゃ。手前は「桜島大根の浅漬け」で、箸休めにぴったり

 黒豚味噌もんじゃは、鹿児島県産の黒豚をたっぷり使った一品で、味のアクセントとして甘みの強い麦味噌を使用しています。少し焦がして食べると味噌特有の香ばしさが感じられ、一般的なもんじゃとは少し異なる味わいです。味は濃いめなので、お酒も進みそう!

鉄板にへらで押さえつけながら食べるのがもんじゃ焼きの正しい食べ方
鉄板にへらで押さえつけながら食べるのがもんじゃ焼きの正しい食べ方

 もへじの生地の出汁には、鹿児島県産の鰹節や北海道産の昆布、長崎県産の焼あごなどが使われており、もんじゃ自体にしっかり味がついているのが特徴。さらに、黒豚ならではの脂の旨みも感じられるのがたまりません。

『かぶきまぐろ』は新鮮な豚モツを使った煮込みでお酒が進む

 築地に本店を構える「かぶきまぐろ」は、海鮮料理のお店。同店では生酒から熟成古酒まで100種類以上の日本酒を提供しており、そんな日本酒に合わせたいのが「豚のモツ煮込み」です。

「鹿児島県産の黒豚のモツを使った「豚のモツ煮込み」(350円)は、6時間じっくり煮込むのでしっかり味が染み込んでいる
「鹿児島県産の黒豚のモツを使った「豚のモツ煮込み」(350円)は、6時間じっくり煮込むのでしっかり味が染み込んでいる

 甘めの味付けで、人参だけでなくじゃがいもも入っているのは少し珍しいかもしれません。新鮮なモツを使っているので臭みはなく、黒豚を余すところなく楽しんでいる感じがします。

モツ煮込みは大鍋で大量に仕込んだほうがおいしくなるのだとか
モツ煮込みは大鍋で大量に仕込んだほうがおいしくなるのだとか

 また、かぶきまぐろでは鶴岡フェアとして「鶴岡尽くし! ハタハタ干物とハタハタ熱燗セット」(1650円)も提供するそうです。今回はハタハタのひれ酒をいただいたのですが、これがたまらん! ひれ酒といえばフグくらいしか知らなかったのですが、炙ったハタハタのひれを加えたものも香ばしさがクセになり、つい飲むペースが早くなってしまいそうです。

ハタハタは鶴岡の郷土食材のひとつ。茹でて味わう「湯上げ」が郷土料理となっている
ハタハタは鶴岡の郷土食材のひとつ。茹でて味わう「湯上げ」が郷土料理となっている