佐賀で新たなご当地グルメが誕生。青魚と白身魚、そして「クエ」を使った名物料理とは

新・ご当地グルメの特徴は?

「幻の唐津んあら鍋」※画像提供:佐賀県 水産課
「幻の唐津んあら鍋」※画像提供:佐賀県 水産課

 前述の通り、メニュージャンルに規定が設けられているのが特徴で、例えば「青と白の唐津ん魚めし」は、以下のような基本ルールが定められています。

●食材:唐津ん魚の青魚と白身魚を使用(生で提供可能なもののみ・季節によって使用魚種を変えてもOK)
・青:マアジ、ブリ、ヒラマサ、カンパチなど
・白:マダイ、イサキ、ケンサキイカ、タチウオ、キジハタなど
●味:味変できるように複数の味を用意
●店舗:「唐津ん魚こだわりの店」認定店

 2024年3月現在、店ごとに海鮮丼やイカ墨とヒラマサのリゾット、青のフライ丼と白の天ぷら丼といった多彩なメニューが9種類完成しているとのこと。

 一方の「幻の唐津んあら鍋」は、その名の通り、高級魚クエを使用した贅沢な鍋料理です。魚介の具としてはクエのみを使用。

 こちらも店舗ごとに調理法が異なります。例えば伝統的なだしベースの味付けから、サフランを使用した洋風のメニューなども。2024年現在、7種類のメニューが用意されています。基本的には毎年11月〜1月にかけての提供(※一部は4月まで取り扱い)です。

 お店によっては予約限定や宿泊客限定のメニューもあるため、事前に電話で問い合わせるのがオススメです。

●DATA
唐津ん魚 こだわりの店