日本酒「日高見」は魚の脂質にあわせた辛口仕上げ

「日高見」は、文久元年創業の宮城県石巻市にある『平孝酒造』(ひらこうしゅぞう)で醸造されています。今回のペアリング体験イベントでは、利き酒師の資格を待つ『松島一の坊』の佐藤さんが訪問。『平孝酒造』が目指す「魚に合う」酒造りについて取材を行いました。
![超辛口「日高見」ができるまで [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/03/20240325-hidakami06-694x520.jpg)
日本酒をペアリングするときに重要なのが、料理の脂質との相性だそう。そのヒントは、江戸前鮨との出会い。『平孝酒造』の代表が、「ネタとしゃりが渾然一体とほどけていく衝撃的な体験」を経験したことで、より魚と相性の良い日本酒造りを目指しています。
ポイントは魚の脂質。味わいもふくよかな三陸の魚介との相性を模索する中で、超辛口の領域へと辿り着いたそうなのです。
『青海波』ディナーメニュー×『平孝酒造』おすすめのペアリング

「日高見」と三陸産の魚介とのペアリングは、『松島一の坊』のレストラン「青海波」にて楽しめます。
まずは、王道のお造りとともに。「日髙見 弥助 芳醇辛口 純米吟醸」の口当たりの良い味わいが、脂のりのよい真鯛や勘八、帆立の甘みを引き立てます。

すっきりとした味わいの「超辛口」は、ジューシーな牛たん焼と相性バツグン。するりと香りのよい特製そばもセンスの良い一品ですね。

『松島一の坊』はオールインクルーシブで滞在できますので、絶景も温泉も美食も思うまま。「日高見」と三陸食材の美味をぜひ体験しにお出かけしてみてください。