●ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第26弾を調査。ドイツ・フランクフルト『無垢ツヴァイテ』の魅力を調べてみた
国内のラーメン好きはもちろん、海外から訪れた観光客も足を運ぶ神奈川県横浜市のラーメンアミューズメントパーク『新横浜ラーメン博物館』では、過去に出店した約40店舗の銘店が約3週間の期間限定で再出店を行うスペシャルプロジェクト「あの銘店をもう一度”銘店シリーズ”」を展開しています。
12月12日に営業を開始したシリーズ第26弾の銘店は、2014年6月から2020年4月までと6年以上の長期に渡って多くのお客さんを魅了した、ドイツ・フランクフルト発のラーメン店『無垢ツヴァイテ』。アメリカ・ロサンゼルス発の『IKEMEN HOLLYWOOD』に続く、海外で開店して独自の進化を遂げた“逆輸入ラーメン”第2弾のお店が、約3年8カ月ぶりに『ラー博』への再出店を果たしました。
『無垢ツヴァイテ』とは?
お店の原点となる『MUKU(以下「無垢」)』は、ドイツ・フランクフルトにて現在も店主を務める山本真一氏が創業。日本国内に店舗がなく、またラーメン店での修行もない、全くの独学&ゼロからのスタートでオリジナルのラーメンを作り上げました。開業当初の『無垢』は看板も公式サイトもありませんでしたが、その美味しさと「本物の日本のラーメンが食べられる」という評判が“口コミ”だけで広がり、ドイツ在住の日本人だけでなくヨーロッパ中からお客さんが足を運ぶ繁盛店に成長。『ラー博』に『無垢ツヴァイテ(ドイツ語で2号店の意)』をオープンした2014年頃は、1日に100件以上の問い合わせが入り、数カ月先まで予約が埋まるほどの超人気店になりました。
お店のラーメンはフランクフルトの『無垢』本店と『ラー博』の『無垢ツヴァイテ』でのみいただくことが可能ですが、現在山梨県北杜市で建設中の“無垢3号店”が完成&営業が始まれば、『ラー博』での営業終了後も日本で常時味わえるように。来たる開業の日を、期待して待つことにしましょう!
日本とドイツの味を合わせた“逆輸入ラーメン”
今回お店で提供されるラーメンは、2014年に『ラー博』へ出店した際の看板メニューだった「無垢Nullラーメン」をブラッシュアップした“2023-2024年バージョン”を中心に展開。厳選された10数種類の豚と鶏の各部位をふんだんに用い、旨みを最大限に抽出したオリジナルスープに、しなやかで滑らかな喉越しが同居した平打ち形状のストレート麺を組み合わせています。
麺は、ピザ用の小麦粉とパスタ用の小麦粉、さらに雑穀などをブレンドして作り上げたもの。異国の地ドイツで苦心の末に完成に至ったその味わいは日本の麺にはない独特の風味と食感を備え、唯一無二の美味しさを楽しむことができます。
また具材も、スープや麺と同様にこだわりの材料を使用。その日に仕入れた上質な国産豚のバラ肉を厚切りにカットしたチャーシュー、国産のほうれん草、栄養価の高いレッドキャベツスプラウトと長ネギ、黄身の半熟が嬉しい煮玉子が乗せられます。
まとめ
全てのメニューにおいて化学調味料を使用せず、自然界からの源泉を無垢な想いと培った技術・知識で仕上げた、極上にして至高の“逆輸入ラーメン”を『無垢ツヴァイテ』で存分に味わってみてはいかがでしょうか。なお、営業は年明けの1月10日まで(※12月31日と1月1日は『ラー博』休館日のためお休み)となっていますので、訪店はぜひお早めにどうぞ!
●DATA
あの銘店をもう一度 ”銘店シリーズ” 第26弾 ドイツ・フランクフルト『無垢ツヴァイテ』
期間:2023年12月12日(火)~2024年1月10日(水)
販売:新横浜ラーメン博物館 地下1階
営:平日 11:00~21:00/土日 10:30~21:00(ともにL.O. 20:30)
https://www.raumen.co.jp/