カモネギ状態の極上うどん! 冬の丸亀製麺で毎年「鴨すきうどん」が大人気の理由とは?

「鴨ねぎうどん」はまるで“鴨鍋”のような味わい

「鴨ねぎうどん(並)」。「鴨がネギを背負って…」とはまさにこのこと!
「鴨ねぎうどん(並)」。「鴨がネギを背負って…」とはまさにこのこと!

 続いて「鴨ねぎうどん」(並・740円、大・870円、得・1000円)もいただきました。目の前に運ばれてきた時点で柚子の爽やかな香りが立ち上ります。う~ん、いい香り! すでに一杯食べているのに、再び食欲にスイッチが入りました。

鴨肉やネギの甘みがしみ出したつゆが、香ばしい焼きネギにしっかり染みていて、最高にウマい
鴨肉やネギの甘みがしみ出したつゆが、香ばしい焼きネギにしっかり染みていて、最高にウマい

 うどんの上には鴨もも肉とこんがり焼き目のついた焼きネギが。見た目からしてすでに美味しそう。思わず「鴨がネギを背負って…」という慣用句が脳裏に浮かびます。つゆは甘辛く、コクのある味わい。鴨肉の旨みとネギの甘みがしっかり出ていて、旨みたっぷりです。

ほどよい弾力のある鴨もも肉。噛むほどに旨みがにじみ出てきます
ほどよい弾力のある鴨もも肉。噛むほどに旨みがにじみ出てきます

 鴨肉は、ほどよい弾力のある食感。歯ごたえがあり、噛むほどに鴨の旨みがしぼり出されてきます。また、つゆをたっぷり吸ったネギは焦げ目が香ばしく、噛むと甘みが押し出され、これまた実に美味。

 とにかく、鴨肉やネギの旨みがしっかり出たつゆが美味しい。鴨鍋でも食べているようです。そのつゆが、もっちりとコシのあるうどんに絡みつき、スルスルとのど奥に消えていく感覚ときたら、もう最高のひと言です。

まとめ

鴨鍋の〆にうどんを食べているような感覚
鴨鍋の〆にうどんを食べているような感覚

 というわけで、2種類のうどんを連食したというのに、鴨とネギの美味しさに後押しされたのか、意外にも無理なく食べ終えることができました。それぞれすき焼きや寄せ鍋の〆うどんのようで、ちょっとだけ得した気分にもひたれます。

 ちなみに販売期間は1月24日~3月上旬まで。店によっては取り扱いがなかったり、販売期間が異なることもあるようなのでご注意を。そして、どちらもテイクアウトはやっていないので、ぜひお店に足を運んでアツアツの状態で楽しんでください。

(取材・文◎松本壮平)

●DATA

讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺外観

讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺

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