All-in PASTAは昨年12月にリニューアル
「All-in PASTA」が発売されたのは、2019年7月。筆者は9月に「All-in PASTA」を食べてみたのですが、正直、ちょっと物足りなさを感じる仕上がりでした。以前、BASE FOODの「BASE NOODLE」を食べたときにも感じたのですが、麺に栄養素を練り込むことで生じる独特の苦味と、カップ麺タイプに付属するパスタソースの味が薄くて麺の苦味を隠しきれていなかったことがリピート買いにつながらなかった大きな理由です。
どうやらこの声は日清に数多く寄せられたようで、昨年12月にリニューアルを遂げていたのだとか。せっかくなのでリニューアル後のAll-in PASTAを試してみました。
注文したのは、「All-in PASTA 粗挽き牛肉の旨みあふれる濃厚ボロネーゼ」「All-in PASTA バジルが香り立つ本格ジェノベーゼ」「All-in PASTA 真っ赤なトマトのスパイシーアラビアータ」「All-in PASTA バター香るコク旨和風たらこ」の4種類です。
各カップのなかに乾麺、パスタソース、ほぐしオイルが入っています。All-in PASTAとAll-in NOODLESの7カップセットは定価が4536円、現在は10%オフの4082円(送料別)です。1カップあたり583円というのは、カップ麺として考えれば高級品ですが、これ1つで1食分と考えれば許容範囲かと思います。
作り方は普通のカップ麺と同じ。カップに麺を入れてお湯を注ぎ、フタにパスタソースの袋を載せて温めながら持つこと6分。あとはお湯を捨ててほぐしオイルを入れてよく混ぜたら、パスターソースをかけます。
新旧のAll-in PASTAを食べてみると、味がはっきり違うことがわかります! まずはボロネーゼから食べてみたのですが、以前の麺は海藻のような味がしてボソボソした食感だったのですが、今回は麺の風味がかなり穏やかです。
この麺はカップに入れてお湯で戻すだけでなく、鍋で茹でることも可能です。せっかくなので、残りの3種類は麺を鍋で茹でて食べてみることにしました。このひと手間でどう変わるのかが気になるところ。
茹でてみた結論をいえば、圧倒的に麺がもっちりしていて、かなり小麦のパスタに近い印象。時間と気持ちに余裕があるときは、鍋で麺を茹でることをおすすめします!
ちなみに、ボロネーゼのほかに、「バター香るコク旨和風たらこ」も食べてみました。鍋で茹でることで麺のモチモチ感がアップしていました。ただし、バター風味がメインだからなのか、海藻のような後味がボロネーゼよりも強い印象を受けました。