リニューアルした天下一品のカップ麺はお店の味になったのか? 旧作と食べ比べて検証してみた!

リニューアルした天下一品のカップ麺はお店の味になったのか!? 旧作と食べ比べて検証してみた!
左が新バージョン、右が旧バージョン | 食楽web

『天下一品』(通称:天一)といえば、ご存知のとおり「こってり一筋」をモットーに、どろりと濃厚なラーメン「こってり」が有名ですよね。筆者も大好きで、禁断症状が出ると、東京でも数少ない直営店である高円寺店まで行って必ず“こってり”を食べます。また、店に行く時間がないときには、ストックしている天下一品のカップ麺を食べることも。

お店で食べる天下一品の「こってりラーメン」
お店で食べる天下一品の「こってりラーメン」

 ただ、カップ麺の場合、いくら美味しくてもお店のようなこってり感はありません。以前、食楽webで天下一品のカップ麺の“こってり度の再現性”を考察した際にも、カップ麺のスープは、お店のようなこってり感はなく、むしろサラサラしていて、お店のこってりとは「似て非なるもの」と結論づけました。

 やはり天一の生み出した唯一無二のこってりラーメンを、カップ麺として再現するのは難しいのです。

リニューアル前の天下一品のカップ麺のスープはサラサラしています。
リニューアル前の天下一品のカップ麺のスープはサラサラしています。

 ところが、です。つい先月末(2022年9月末)、『天下一品』のカップ麺がリニューアルされたとのニュースが飛び込んできました。コンビニで見るとすでに新バージョンが置かれており、「史上最高のこってりへ」というキャッチコピーが大書されていました。

 この新商品について調べると、「お店のこってりスープに近づけることに成功した」と書いてあります。それが本当なら、これはかなりの朗報。早速そのリニューアルバージョンを購入し、自宅にストックしていた旧バージョンと比較することにしました。