トーストも唐揚げの温め直しも完璧! BRUNOの「スチーム&ベイクトースター」は万能すぎる調理家電だった

まずはコンベクション方式で食パンを焼いてみた!

付属の小さな給水カップで水を左端の給水口に入れます
付属の小さな給水カップで水を左端の給水口に入れます

 まずは、いつもの食パンを焼いてみることにしました。取説によれば、食パン2枚は、スチーム方式で250℃、約3分が目安とのこと。付属の給水カップで給水口にお水を入れてスタンバイ。このあたりはバルミューダのトースターと似ていますね。

トースターの窓が曇るにつれ、なんとも美味しそうなトーストの香ばしい匂いが漂ってきます
トースターの窓が曇るにつれ、なんとも美味しそうなトーストの香ばしい匂いが漂ってきます

 焼いているうちに、トースターの窓がスチームの蒸気で曇ってきます。そして時間とともにパンが焼ける香りがふんわり漂ってきます。焼き上がったパンは、表面はキレイなキツネ色。香りもよく、パリッと仕上がっています!

キツネ色にこんがり焼けたパンは見るからに美味しそう
キツネ色にこんがり焼けたパンは見るからに美味しそう

 手でちぎってみると、再び感動です。表面はカリっとしているのに、中はしっとりふっくら! 食べてみると、外の香ばしさの先に小麦の甘みがじんわり響いてきます。高級食パンでもなんでもない普通の食パンですが、こんなに美味しくなるとは!

理想的な焼き加減です
理想的な焼き加減です

 次に、冷凍ピザを焼いてみることにしました。取説どおり、コンベクション方式で250℃、約4分。付属のベイキングトレイを使用。

凍ったピザが約4分でこんな仕上がりに!
凍ったピザが約4分でこんな仕上がりに!

 焼き上がったピザは、生地のフチがカリッとしていて、チーズの表面もこんがり焼き上がりました。食べてみると、専門店のピザ窯で焼いたかのような香ばしさ。トマトソースののった部分はしっとりと加熱されていてジューシー。これはすごいかも!

 そして、いつも失敗してばかりの“買ってきた「からあげ」の温め直し”にも挑戦。ちなみに今まで使っていたトースターは、急激に加熱されるせいか、しょっちゅう焦がしてしまったり、火が中まで通ってなかったりということが多くありました。

冷え切ったからあげ3つを、コンベクションで250℃、約3分加熱
冷え切ったからあげ3つを、コンベクションで250℃、約3分加熱

 取説どおり、コンベクションで焼いたら、4分加熱で、衣はカリッと、中のお肉はじゅわっと脂がしたたるジューシーなからあげに蘇ったのです。これなら、コロッケや天ぷら、焼き鳥など買ってきた惣菜を美味しくできそうです。

 筆者のように、トースターをパンだけでなくさまざまな料理に使いたい人にとってBRUNOの「スチーム&ベイクトースター」はかなりオススメ。ちなみに付属の料理レシピ本を見ていると、かなり本格的なオーブン料理も種類豊富にできそうなので、料理好きにもオススメです!

(撮影・文◎土原亜子)