男の妄想食堂。ラーメンの味を爆上げする「至極のチャーシュー」を作る!

男の妄想食堂。手作り絶品「チャーシュー」は、タレが命!
食楽web

私の勝手な妄想からオープンした『妄想食堂』。料理人でも料理研究家でもない私、尾仲好太が、これまで食べ歩いた店の味の中で「これが一番旨い」と思う”味の再現”を目指し、今日もバイトのユースケと開店前の準備中です。

主人:うちは定食屋だけど、今度、ラーメンも出そうと思ってるんだがな。

ユースケ:いいっすねラーメン。チャチャッとできそう。

主人:お前、甘く見てるな。ラーメンってのは、そう簡単じゃないんだぞ。丼の中の1つ1つにこだわりがあって……

ユースケ:で、何からやります? 店長は肉料理が上手いからチャーシューから作りましょうよ。

主人:お、おう。俺もそう言おうとしてたんだ。俺の理想のチャーシューは、挙げたらキリがないんだが、1つ挙げろと言うなら東京の練馬にある『ラーメン一番』だな。30年前、創業者が作った絶品のチャーシューで、今も秘伝のレシピなんだ。

ユースケ:いきなりハードル上げてきましたね。“秘伝”って弟子以外は作れないって意味ですけど、大丈夫っすか?

練馬にある『ラーメン一番』の「チャーシュー麺」(1,000円)に、「小辛」「味付玉子」「ニンニク」「バター」などをトッピング(各50円)したバージョン
練馬にある『ラーメン一番』の「チャーシュー麺」(1,000円)に、「小辛」「味付玉子」「ニンニク」「バター」などをトッピング(各50円)したバージョン
『ラーメン一番』のチャーシュー
『ラーメン一番』のチャーシュー

主人:もちろん、その味を作れるわけがない。だが、俺があちこちのラーメンを食べ歩いたチャーシューのいいところをアウトプットするつもりなんだ。