肉好きの聖地・銀座『マルディグラ』が大切にする、ゲストをもてなす極意とは

肉好きの聖地・銀座『マルディグラ』が大切にする、ゲストをもてなす極意とは
食楽web

 ひと皿の主役が明快で、食べてすぐに、体が「美味しい」と喜ぶ。銀座『マルディ グラ』はそんな料理の数々で多くのファンがいるレストランです。なかでも肉料理は、この店を語る上で欠かせない存在。肉好きの聖地とも讃えられる名店です。

 オーナーシェフ・和知徹さんは、格式あるフレンチレストランで修業し、フランス本国でも研鑽を積んできた料理人。そのため、核となる部分には、フランス料理の技術や知恵がしっかりと息づいていますが、同時に、未知の食材や調理法に対する探究心も人一倍強く、折に触れて世界各国を巡り、見聞を広めてきました。

「USビーフ サガリのイパネマステーキ」3,500円
「USビーフ サガリのイパネマステーキ」3,500円

 その成果は、『マルディ グラ』のメニューを見れば一目瞭然。例えば、「ノマドスタイル」と題された羊の串焼きは、2年ほど前に訪れた中央アジアで遊牧民が日常的に食べていた料理がベースにあります。

「各国のエッセンスを、自分のフィルターを通して表現する」

訪れた土地で体得した知見を咀嚼して“翻訳”し、日本で提供すること。それこそが和知さんのスタイルであり、『マルディ グラ』の料理なのです。