
毎年、春になると行きたくなるのが、信州飯山市の『はしば食堂』です。野沢温泉から車で30分、飯山街道から、車がすれ違うのもやっとの山道に入ると、小さな川のほとりにその蕎麦屋はあります。ここには幻の蕎麦と言われる“富倉そば”と名物ばあちゃんがいて、遠くからもわざわざ行く価値がある店なんです。

店に入ると、明るく元気な声で出迎えてくれるのは、御年88歳の名物おばあちゃんのみよきさん。今年もみよきばあちゃんに会いたい! 常連客のほとんどはそれが目的と言っても過言ではありません。まるで、田舎のおばあちゃんの家のような居心地の良さは、初めて行っても味わえる嬉しい感覚です。事前に電話でその日の営業を確認しておかないと、食べられないこともあるので、しっかりと確認して出かけましょう。