SNSでバズり中。ドンキの「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」はウマいのか? 買って食べてみた

“もう焼き芋じゃん!” は本当?「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」を試してみた

「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」429円(税込)。外箱に書かれた説明が非常にわかりやすい
「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」429円(税込)。外箱に書かれた説明が非常にわかりやすい

 外箱から取り出し、いざ食パンに塗ろうとしたら……持ち帰るまでの間の外気ですっかり冷え固まっていて、うまく塗ることができず。そこで削るようにしてパンの上に乗せ、オーブンで軽く温めて柔らかくなったところをバターナイフで伸ばすようにしてスプレッドをスプレッドしました(笑)。

外気温で冷えたため固くなってますが、30℃以下であれば常温保存が可能
外気温で冷えたため固くなってますが、30℃以下であれば常温保存が可能

 2枚の食パンを改めてオーブンに入れ、1枚は薄めに、もう1枚は分厚く塗って、約6分ほどで焼き上がり。オーブンの扉を開けたと同時に、ふわっと優しいサツマイモの甘い香りが漂います。

向かって左が薄め塗り、右が厚め塗りで焼いた食パンになります
向かって左が薄め塗り、右が厚め塗りで焼いた食パンになります

 まずは薄めに塗った方からいただきます。パンがよく焼けている部分はスプレッドを塗った表面もしっかり乾いて、パリッとまではいかないまでもサクっとした軽い食感。油っ濃さやクドさは全くなく、サツマイモの風味と甘味がほんのりほのかに感じられます。マーガリンよりも口当たりが軽く、明らかに1枚が食べやすくなりますね。普通に美味しいです!

(左)薄塗り。口当たりの軽さとほのかな甘さが際立つ仕上がり。(右)厚塗り。スプレッドの焼き芋ペースト感がどっしり来る。表面に切れ目を入れることで、よりパンに染みやすくなります
(左)薄塗り。口当たりの軽さとほのかな甘さが際立つ仕上がり。(右)厚塗り。スプレッドの焼き芋ペースト感がどっしり来る。表面に切れ目を入れることで、よりパンに染みやすくなります

 続いては厚めに塗った方。スプレッドがとろっとしたソースのようになり、サツマイモの風味も甘味も薄塗りに比べてより強く感じられます。パンの表面が見えなくなるほど厚く塗ったのに、やはり油っ濃さとクドさは皆無。食パンが完全にスイーツ化してます。これは薄塗よりも断然、厚塗りの方が美味しくいただけると感心してる間に、食パン2枚をペロッと完食。美味しかった。ごちそうさま!

まとめ

 実際に薄塗りと厚塗りの2枚の食パンを食べ比べてみた結果、サツマイモの甘さと風味はしっかり感じられた一方で、「まるで焼き芋」というほどに焼き芋を感じることはありませんでしたが、食パンの食べやすさ、またスプレッド自身の食べやすさに関しては、テイストが端っから違うとはいえマーガリンと比べると格段にこちらの方が上で、薄塗り、厚塗りともに美味しくいただくことができました。

 今回、6枚切りの食パンと組み合わせてみましたが、パンはもっと厚めで、柔らかめの方が合うんじゃないかと思った次第。スプレッドも塗りすぎぐらいに塗るのがベターで、何なら塗って焼き上がったところにもう一度塗って、さらに焼くといいかもよさそうです。

 ということで「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」。試してみる価値は大いにアリ。『ドン・キホーテ』でその姿を見かけた際はぜひゲットして、いつものトーストとはひと味違う「サツマイモ感のあるトースト」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

ドン・キホーテ「ぬって焼いたらまるで焼き芋スプレッド」

https://www.donki.com/