思わず手が伸びる“安さ”も人気の秘訣。一番人気は「プチモンブラン」
シリーズの中で大きな人気を集めるのが「プチモンブラン」です。昔ながらの卵プリンの上にホイップクリームとモンブランクリームをトッピング。よく見るとプリンの下にはカラメルソースもちゃんと忍ばせてあります。
スプーンですくってクリーム2種とプリンを一口味わってみると、クリームもプリンも甘すぎないのがいいですね。プリンは想像よりもとろっとなめらかな口当たり。モンブランクリームはどこか懐かしい味わいで、これだけ単独で味わうのもおすすめ。1個179Kcalというのも罪悪感少なく楽しめる数値です。
手作りラインならではの三層構造がすごい「プチティラミス」
仕上げのクリームを手作業で絞るなど、できるだけ手作りにこだわる『ロピア』ならではの一品が「プチティラミス」。ほろ苦のココアパウダーがかけられたチーズカスタードホイップクリームの下には、コーヒーシロップを染み込ませたココアスポンジ、さらにその下にはチーズカスタードムースの三層構造になっているではありませんか。
多重構造ゆえの醍醐味は、異なる食感を一口で味わえること。チーズカスタードホイップクリームはふわっと軽く、コーヒーシロップがジュワッと染みたスポンジはしっとり、チーズカスタードムースはややぷるんとしていて味わいも本格的。200kcalを切る186kcalもうれしい限りです。
アラモード感覚が楽しい「プチフルーツプリン」
3品目はフルーツとクリームをトッピング、プリンアラモード感覚で楽しめる「プチフルーツプリン」です。たっぷりめに盛られたホイップクリームの上に鎮座するのは、パイン、みかん、桜桃の3種のフルーツ。昔懐かしいプリンアラモードのミニ版といった印象を受けます。ちなみにカロリーは157kcalと低めです。
フルーツを1種類ずつ味わうのもありですが、ちょっと欲張って3種まとめて味わってみました。口溶けがよいホイップクリームとフルーツの相性は言わずもがな。卵プリンは「プチモンブラン」のそれと比べると、うっすらオレンジがかっているのですが、原材料にフルーツピューレとあるのでプリンにも使われているのかも!? プリンの下にはもちろんカラメルソースもあり、なかなか満足できる一品です。
調査結果
プチという名前が付いているものの、どれも手の込んだ作りで味も申し分なし。量が多すぎないので、食後のデザートや小腹が空いたとき、甘いものがちょっとだけ食べたいというときにぴったりで、多くの人に長く愛されるのも納得です。
ご紹介した他にも、「プチレアチーズ」「プチ青りんごパフェ」「丸福珈琲店のプチキャラメルナッツラテ」など、現在9種のラインナップが販売されています。東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国の大手スーパーで扱われているほか、足利市(栃木県)、一宮市と北名古屋市(愛知県)には工場直営のアウトレット店舗もありますよ。ぜひ味わってみてください。
(撮影・文◎池田実香)