天丼てんやの実験店舗『駒込天丼』に潜入! 高級路線の天丼は果たして旨いのか?

『駒込天丼』の天丼はパリパリ・ザクザクの「海苔天」が絶品

 駒込駅の東口を出て「さつき通り商店街」を奥に進んでいくと、なんだか高級感漂うシンプルな外装の『駒込天丼』に辿り着きます。

 店名の大きく印字された看板などはなく、一際目を引くのは「海苔自慢」と書かれたのぼり。「天丼なのに、海苔?」とつい気になってしまう一文です。

[食楽web]
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 店内は非常にコンパクト。厨房を囲む形でカウンター席が9席用意されています。来店するのは大抵1名客で、食事をしたらカウンター席に食器を下げてサッと去っていく人ばかり。なんだかカウンターのラーメン店を彷彿とさせます。

 注文方法も、席でスタッフに注文するシステムの『てんや』とは大きく異なり、現金で食券を購入するシステム。電子マネーやクレジットカードは使用できないので要注意です。

 訪れたのは昼の13時ごろでしたが、すでに完売しているメニューもありました。今回はオーソドックスに、「駒込天丼(味噌汁なし)」を注文してみます。

 カウンター席に座り食券をスタッフの方に渡すと、注文を確認してから作り始めるシステムで、揚げたてアツアツの天丼が食べられるようです。

1100円(税込)
1100円(税込)

 こちらが提供された「駒込天丼」。具材は海老、穴子、いか、舞茸、ししとう、海苔の6種です。丼ではなく平皿を使ったスタイリッシュな盛り付けと、1つ1つの具材の大きさに思わず圧倒されてしまいました。

 なんといっても印象的なのが、ご飯の下に敷かれた「海苔天」。乾燥海苔が1枚まるっと天ぷらにされており、ザクザク・パリパリの食感がたまりません。ご飯にふれている部分が少しシナッとなっているのもまた一興。

 贅沢に2本のった海老天も魅力的ですが、筆者がもっとも感動したのは、器からはみ出す一本穴子! 揚げたての衣はザクッと、穴子の身はふわっとしていて、食感のコントラストがたまりません。

 天丼にはガリがセットでついてくるのですが、甘辛いタレに舌が慣れてきた頃にガリを1枚食べると、味覚がリセットされていい感じ。最後まで飽きることなくおいしく食べられました。

調査結果

『駒込天丼』には、ハイクオリティな天丼を1人でじっくり楽しめるという、『天丼てんや』とはまた違った魅力がありました。

 今回は完売していましたが、天丼とともに楽しめるトッピングの「いくら」も気になるところ。また近くを訪れたときには、違うメニューも楽しんでみたいと思います。

(撮影・文◎藤間紗花)