近年、ますます注目をあつめるクラフトビール、その界隈でミュージックラバーに特に人気なのが「BREWDOG( ブリュードッグ)」だ。イギリス発祥のパンクなクラフトビールに相応しく、今年FUJI ROCK FESTIVAL’23に出店したBREWDOGとオススメのフェスごはんをレポートする。
ミュージックラバーが気になるクラフトビールBREWDOG
いよいよ待ち侘びたフジロック。ステージに向かうその足は軽快でステップにすら思えてしまう。それもそうだ、初めてコロナの規制のない、いつものフジロックが4年ぶりに帰ってきたのだから。苗場の空気が身体を駆けめぐるように、胸いっぱいに吸い込んだ。気持ちのいいことこの上ないではないか。グルーブな音楽を自然の中で楽しめるフジロック、その傍らに冷たいBREWDOGがあるだけで、日々のストレスはうそのように吹き飛んでいく。
まずはBREWDOGの顔である「PUNK IPA」と併せるフェスごはんを探したい。
グレープフルーツ、パイナップル、ライチのようなトロピカルフルーツとキャラメルの香りが漂い、最後にスパイシーな苦味が残る「PUNK IPA」。その特徴的な味は癖になること間違いない。今回ペアリングするのは「スパイシーラムチョップの炭火焼き」。ラムとクミンの効いた力強い香りに負けないBREWDOG、この喉ごしとキレのよさは「PUNK IPA」ならではである。ぐっと飲み干すとグリーンステージが始まった、思わず笑みがこぼれてしまう。
力強い「PUNK IPA」の次に選んだのは「HAZY JANE」。苦みを抑えホップの香りを楽しめる「HAZY JANE」は、無濾過で濁りを残した製法でフルーツの芳香に似たアロマが鼻をくすぐる一杯だ。「トルコサラミソーセージ」をチョイスする。ピリッと舌先をつつくスパイスの辛みを、「HAZYJANE」がやさしく包み込む。まさにスムースな飲み口が際立つ「HAZY JANE」にぴったりなペアリングだ。今年のフジロックはBREWDOG片手に音楽に包まれ、至高の瞬間を楽しんだひと時であった。
※FUJIROCK実施期間中のブリュードッグビールのお客様へのご提供は全てクラフトカップにて行っております。
BREWDOGとは?
・BREWDOGは“PUNK(常識に逆らう)”をキーワードに、“ 大量に工場生産されたラガー”か“古臭くて根本的に面白みのないエール” しかない当時のUK市場に“クラフトビール”カテゴリーを作ることを目指して創業。
・世界で100軒以上のバーがあり、日本では唯一、六本木に直営店を構えている。
●SHOP INFO
店名:BrewDog Roppongi(ブリュードッグ ロッポンギ)
住:東京都港区六本木5-3-2 斉藤ビル 1F
TEL:03-6447-4160
営:月~金曜17:00~23:30、土曜13:30~23:00、日曜13:30~22:00
休:なし