
●化学大手の『カネカ』が3月1日に発売した「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」(プレーン)は、健康面で話題を呼んでいるネクストトレンド「A2ミルク」を使った日本初と言えるヨーグルト。なぜ化学メーカーが酪農に取り組み、新たな乳製品を生み出しているのか、その理由を探ってみた。
豊富な栄養を持ち、体に優しいと世界中で注目されている乳製品のネクストトレンド「A2ミルク」をご存知でしょうか? オーストラリアやニュージーランドなどでは積極的に商品化が進んでおり、今後市場規模は拡大していくと予想されています。
しかし日本ではまだ、この「A2ミルク」を使った乳製品は少ないのが現状。しかし積極的に商品化に取り組むのが、化学メーカー大手の『カネカ』です。3月には有機JAS認証の「ピュアナチュール オーガニックヨーグルト」を発売。これがとてもおいしい。『カネカ』が有機酪農から有機乳製品の製造販売まで一貫して行うことで生まれた逸品です。
日本の生乳の半分以上を生産している北海道では、酪農家が減少の一途を辿っているのが現状。そこで、その危機に挑戦するべく立ち上がった『カネカ』の最先端酪農の取り組み、そして生まれたこのヨーグルトの素晴らしさについて探っていきたいと思います。
私たちの食生活に欠かせない乳製品の現状と未来をぜひ、一緒に考えていきましょう!