冬はひとり火鍋でダイエット? 池袋に上陸した中国で大人気の「冒菜(マオツァイ)」とは?

冬はひとり鍋でダイエット? 池袋に上陸した中国で大人気の「冒菜(マオツァイ)」とは?
食楽web

今、中国では、ひとり鍋「冒菜(マオツァイ)」が女性や若い人の間で大人気。理由は、ズバリ、美容やダイエットによいといわれているから。その“ひとり火鍋”専門店『蜀一冒菜』が東京・池袋に初上陸したというので、さっそく行ってきた。

 JR池袋駅北口から徒歩5分の場所に、今年5月にオープンした『蜀一冒菜』。中国から初上陸したひとり火鍋「冒菜(マオツァイ)」の専門店である。

 火鍋といえば、発祥は中国・四川省。しびれる辛さの「麻辣」と「白湯」の2種類のスープが入った鍋に、羊や豚などの肉類、魚介の練り物、野菜やきのこなどの食材を入れて、みんなでワイワイ食べるのが一般的なイメージだ。

 その火鍋をひとりで楽しむ。それを中国語で「冒菜(マオツァイ)」と言い、今、四川省の成都や重慶などの街にはあちこちに専門店がオープンして、女の子や若い人たちの間で大ブームなのだという。人気の理由を『蜀一冒菜』の店長・賈立佩(カリツハイ)さんに聞くと、「麻辣をはじめとしたスープが美味しいうえに、野菜やお肉といった栄養をバランスよく獲れるので、美容によく、またダイエット向きだからでしょう」とのこと。

「そもそも火鍋は、体を温める唐辛子や山椒、生薬などがたくさん入ったスープに、羊肉や野菜や豆腐など栄養価が高く低カロリーの具材をたくさん入れて食べます。それだけで十分にヘルシーですが、さらに“冒菜”は、日本にはないカスタムオーダー・システムなので、普通の火鍋よりもよりダイエットや美容に効果的に食べることができるのです」

 ほうほう、では、その「冒菜」のオーダー・システムというのを実際に体験してみよう。