大阪で格安&絶品「焼きとん」ならここ! 居酒屋『寅屋天満』を最大限に楽しむ攻略方法

「焼きとん」の登場で、さらに美味しさヒートアップ!

ナンコツ 330円
ナンコツ 330円

 スピードメニューの時点で『寅屋天満』の美味しさを実感してしまいましたが、さらに本領を発揮するのが名物の「焼きとん」です。まずは「ナンコツ」を注文。豚の喉の軟骨の串焼きです。

 チューブ状の軟骨は、焼き鳥の軟骨とも少し違うガリッゴリッという独特の食べ応え。食感、脂と塩の旨みが最高。お酒がドンドン進む豚ホルモンですが、大阪ではまだ珍しいと思うので、マストで頼むべき部位だと思います。

ハラミ330円
ハラミ330円

 食べれば食べるほど、串が恋しくなっていきます。次は「ハラミ」。細長くカットしたハラミが2つ折りになって、串に刺さって焼かれています。

 ホルモンの中でも肉々しさが直球の一串で、一口食べる度に旨みが感じられます。

シロ330円
シロ330円

 こちらは「シロ」、豚の大腸です。大ぶりにカットされ、プルプルとした柔らかさでこれぞホルモン焼きという一串。

絶対頼むべき一品「タンモト煮込み」とは?

タンモト煮込み330円
タンモト煮込み330円

 ここまで焼き物を食べていましたが、最後にスゴいメニューを注文。それが「タンモト煮込み」。寅屋天満ではナンチャ―という軟骨のチャーシューが名物で注文してみましたが、残念ながら品切れ。代わりにということで、お店の人に紹介してもらいました。

 タンの根元部分の煮込みらしいのですが、オススメされるままに注文。実物と対面すると、お皿を動かすだけでフルフルと震える肉を見ただけで美味しいとわかる煮込みでした。

 豚の角煮のような料理ですが、豚バラよりもさらに柔らかくジューシー。今まで食べたどんな角煮よりもトロットロで旨みも濃厚。これを食べるだけでも、お店に来た価値があると思えるほどでした。

 しかも寅屋天満では食べ物は330円均一。これだけホルモンを堪能してお酒を3杯も飲んでお会計は3170円。コスパも良すぎて感動しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 寅屋天満は立ち飲みのお店で、一人、ふたりで来店してサッと飲んで帰る人が多く、一見さんが一人で入っても楽しめるお店。品切れになるものも出てくるので、食材がそろっている早めの時間帯に入店するのがオススメです。本格的に飲み始める前の0次会にも最適なお店ですよ。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP DATA

寅屋天満

住:大阪府大阪市北区錦町3-12 アウロラBLD 1F
営:火~土曜15:00~、日曜12:00~ ※食材が無くなり次第閉店
休:月曜

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。