トータル1kg超え!『しょうが焼きBaKa』(神保町)で豚肉&ごはん盛り盛りの「しょうが焼き定食」を食べてきた

生姜焼き&具だくさん“ブタ汁”でゴハンが進む!「桃豚のしょうが焼き定食(ブタ盛)」+ゴハン特盛でトータル1048g

「桃豚のしょうが焼き定食(ブタ盛)」1250円。ゴハンは特盛。生姜焼きと千切りキャベツの間、左上にあるのが生姜そぼろ
「桃豚のしょうが焼き定食(ブタ盛)」1250円。ゴハンは特盛。生姜焼きと千切りキャベツの間、左上にあるのが生姜そぼろ

 待つこと数分、やって来たのは山盛りゴハンに、山盛り千切りキャベツ&生姜焼き、そして、店特製“ブタ汁”の定食。早速計測です。

 生姜焼き、レンゲに乗っている生姜味の鶏そぼろ「しょうがそぼろ」、キャベツの千切りなどが乗っているメインは、直径21cmの皿に398g、ゴハンは400g、ブタ汁は250g(いずれも器、レンゲなどの重さは除く)。トータル1048g。卓上にはショウガのお漬物がおいてあるほか、生姜青じそドレッシング、生姜七味、マヨネーズもあります。

「豚肉は甘い香りが魅力で、モチモチしていてジューシーなのに、適度な歯応えも感じられる、秋田県のブランド豚『桃豚』のロース肉を使用し、醤油ベースの甘辛タレで味付け。キャベツや玉ねぎなどの野菜は国産野菜を使用しています。中でも味の要となるショウガは、高知県の壬生農園さんからその都度送ってもらったものを使っているんですよ」と店長の萩原さん。お米も秋田米など、素材のこだわり、厳選には自信ありとのことです。

高さは約8cm。肉のテッペンに乗っているのは針生姜。キャベツに添えられたトマトの赤がいいアクセント
高さは約8cm。肉のテッペンに乗っているのは針生姜。キャベツに添えられたトマトの赤がいいアクセント

 早速一口! さすがショウガにこだわりあり。ショウガの辛味と香りがたっている爽やかな美味しさです。さっぱりいけちゃうので、おそらくこの倍の量があってもスイスイいけそう。

 ある程度ゴハンの山が平らになったところでレンゲの生姜そぼろをゴハンに。あ~これ、お弁当とかで嬉しい気持ちになる、優しい味。生姜焼きとぶつからない味わいになっているのも好印象です。

最初はまろやかなのにショウガ効果で後味はシャキッ。一番上に乗っていた針生姜もいい仕事してる!
最初はまろやかなのにショウガ効果で後味はシャキッ。一番上に乗っていた針生姜もいい仕事してる!

 そしてブタ汁! 大根、にんじん、豚肉、油揚げ、しめじ、厚揚げなどがゴロゴロと入っている贅沢な一杯。口の中にある豚肉の旨みやショウガのキレを受けつつ流しつつ。これだけでもゴハンが進む美味しさです。「このブタ汁が目的でくるお客さんもいるんですよ」と荻原さん。わかる。これを自分で作ろうとして、材料と手間、時間を考えると、定食についていて食べられるのがありがたい!

「生姜焼きやゴハン、ブタ汁はもちろんですが、卓上にあるショウガのお新香も是非味わってほしいですね。ゴハンに合うんですよ」。とのことなのでトングで取ってゴハンの上に。これが、ちょっとピリッとくる大人の味。肉の旨みで満ち溢れた口の中に爽やかな刺激をプラス。アクセントとして抜群です。

もちろんオンザライスも。ゴハンと一緒にかっこむのも幸せ。特盛ゴハンにしてよかった~って瞬間の一つ
もちろんオンザライスも。ゴハンと一緒にかっこむのも幸せ。特盛ゴハンにしてよかった~って瞬間の一つ

 そもそも、なんで子ブタ盛、オススメ盛、ブタ盛と、ボリュームが三段階になっているんですか? 「うちは女性のお客さまも多いので、少食の人向けに生姜焼きのボリュームを3種、ゴハンのボリュームを4種にしているんですよ」。

 なるほど! デカ盛り希望者向けだけではなく、少食女子に向けてボリューム少なめも作った、というのが正しいんですね。ちなみに公式の生姜焼きのボリュームは、子ブタ盛が150gオススメ盛が200g、ブタ盛が250gとのこと。これだけスッキリした味わいなら、300g、400gがあっても余裕でいけちゃう気がします。

「14:00~17:00限定で『サービス定食』もあります。あえてランチタイムを外してくるのもおすすめです」(神田神保町本店の荻原英一店長)
「14:00~17:00限定で『サービス定食』もあります。あえてランチタイムを外してくるのもおすすめです」(神田神保町本店の荻原英一店長)

「うちの生姜焼きはエスニック風、ニンニク風味などもあるほか、マグロの生姜焼きもあり、こちらもおすすめなんですよ」と話す荻原さん。マグロ、確かにショウガ風味のオリジナルタレと合いそう。お腹に余力があったらマグロも食べたい! 2~3人で食べに来て、いろんな味をシェアするのも良さそうです。

 生姜焼きに生姜青じそドレッシングをかけた千切りキャベツ、そしてショウガのお新香。こんなにショウガを食べることは滅多にないせいか、体の中からポカポカしてくる感覚に。そしてブタ汁で癒し効果。風邪気味の時とか、寒い日に、ここに食べにくるのはいいなぁ~。

テイクアウトで生姜焼きのコッペパン!? 店オリジナル「コッペッぺ」も見逃せない

テイクアウト限定メニュー「BaKaコッペッぺ」580円。まさか生姜焼きをワンハンドで食べられる日がくるとは!
テイクアウト限定メニュー「BaKaコッペッぺ」580円。まさか生姜焼きをワンハンドで食べられる日がくるとは!

 そして、『しょうが焼きBaKa 神田神保町本店』に来たら、絶対に買って帰りたいのが「コッペッぺ」。コッペパンに千切りキャベツと生姜焼きを挟んだ、テイクアウト限定のメニューです。

「高田馬場にあるベーカリー『馬場FLAT』さんとコラボして、ショウガの粉末をパンに練り込んであるんですよ」。と荻原さん。とはいえ、生まれてこの方、生姜焼きはゴハン、で食べてきた脳が、パンとの合体した味が想像できない! 

 ということで、これは食べなくちゃダメでしょ! 興味津々で持ち帰って食べることに。家で開封すると、パンを持った瞬間からショウガの香りに包まれます。しっとり食感のコッペパンは、通常のコッペパンより甘さ控えめ。

 生姜焼きはもちろん、ショウガがビシッと効いた甘辛テイスト。そして、パンとキャベツと生姜焼きをつなぐのは、濃厚な甘さのマヨネーズソース! ズシっと重量感もありボリュームもいい。さすが生姜焼き専門店。ベーカリーとのコラボメニューで新たな生姜焼きの魅力に目覚めた気がします。まさかこんなにパンと合うとは!

 もちろん、生姜焼き&ゴハンのお弁当テイクアウトメニューもあり、時間がない時や家で食べたいときは買って帰るのもおすすめ。次回は「エスニック風! ラブパクしょうが焼き定食」にするか、「にんにくパンチ! 豚のしょうが焼き定食 奥久慈の卵黄にんにく醤油漬け付き」にするか。もちろん最新・最大量の「バカ盛」でオーダー! さらに「コッペッぺ」を買って帰ること決定です!

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

しょうが焼きBaKa 神田神保町本店外観

店名:しょうが焼きBaKa 神田神保町本店

住:東京都千代田区神田神保町2-36-2 片桐ビル 1F
TEL:03-6910-0128
営:11:00~22:00(L.O.) ※まん防期間中は~21:00(L.O.)
休:なし