衝撃の味! 新潟・長岡のソウルフード『松キッチン』の「洋風カツ丼」とは?

衝撃の味! 新潟・長岡のソウルフード『松キッチン』の「洋風カツ丼」とは?
食楽web

 日本屈指のグルメ県でもある新潟県。お米、魚、農産物……様々な名産がありますが、ここ新潟の長岡には「洋風カツ丼」というソウルフードがあります。もともとは戦前より長岡市内にあった『小松パーラー』という洋食店が考案したもので、まだ情報が乏しい時代にデミグラスソースの作り方がわからず、醤油とケチャップをベースにしたソースを「洋風」としたところ、地元で親しまれるようになったそうです。

 現在、長岡市内にはこの影響から「洋風カツ丼」を打ち出す洋食店が数多く存在しますが、大別すると「小松パーラーの流れを汲む店」「デミグラスソースを使った店」があるようです。

長岡のランドマーク的存在でもある『ながおか花火館』
長岡のランドマーク的存在でもある『ながおか花火館』

 このうち、『小松パーラー』で実際に働いていたスタッフが味を引き継ぎ、古くから伝わる長岡ならではの「洋風」を打ち出す店が、『松キッチン』です。

同館のフードコートに『松キッチン』があります
同館のフードコートに『松キッチン』があります

 かつては実店舗での営業だったそうですが、諸事情ありいったん閉店。その後、昨年9月より、長岡市のランドマーク的存在でもある『ながおか花火館』のフードコートに改めて出店したのだそうです。

左下の特別枠に君臨する長岡のソウルフード・洋風カツ丼を意味する「洋カツライス」850円
左下の特別枠に君臨する長岡のソウルフード・洋風カツ丼を意味する「洋カツライス」850円

 そのメニューを見ると、カレーやカツ、ハンバーグなどがズラリと並んでおり、どれもデミグラスソースっぽいビジュアルですが……ありました! 「昔ながらの洋カツライス(850円)」! さっそくいただいてみることにします。