あの吉祥寺『肉山』の1階で堪能できる絶品“ちりとり鍋”の超絶コスパとは?

あの吉祥寺『肉山』の1階で堪能できる絶品“ちりとり鍋”の超絶コスパとは?
食楽web

吉祥寺の名店『肉山』が、新業態のちりとり鍋専門店を5月にオープン。こちらも予約が取れないかと思いきや、ラッキーなことに2週間待ちで席が取れ、食べてきました。肉山盛りの太っ腹コース。「肉三昧、酒三昧」の内容をレポート!

ちりとり鍋のコース、飲み放題付き(2時間)6500円に挑む

 今年5月にオープンした『肉山』の新業態『肉山の一階』。有名店の新業態とはいえ、正直なところ、このコースのコスパはどうなのだろうか。
 ちりとり鍋といえば、大阪の屋台から生まれた大衆メニュー。そこで、『肉山』経験ゼロの筆者は、予約が取れたことに浮かれることなく、厳しい目と舌で確かめようと、『肉山の一階』に向かった。

外観
ひときわ目立つ緑色の外観が目印だ

 店に入るとすでに満席だったが、広々としたカウンター席が用意されていた。
「日本酒は奥の冷蔵庫に入っているので、お好きなだけ飲んでください」と肉文字入りの可愛いグラスを渡される。

 続いて、キムチやナムルがと登場。同時に目の前のコンロに、山盛りのニラ、キャベツ、もやし、さらに鶏肉、豚バラ、各種ホルモンが入ったちりとり鍋が乗せられて、カチっと火が点された。これが飲み放題スタートの合図なのだろう。
 そそくさと席を立ち、冷蔵庫の前に移動。様々な種類の日本酒がずらりと冷やされており、これを全部飲んでいいのか、と思うだけで胸が高鳴る。

種類豊富な日本酒はセルフスタイルで飲める。日によってレアなお酒も登場

 しかも、大人気の日本酒「十四代 中取り」(山形・高木酒造)があるではないか! 
 しめしめ。と、「十四代」をマイグラスになみなみと注ぎ、一旦、席にリターン。

 その間に、テーブルには馬刺しや牛カツが運ばれていた。なんと絶妙なタイミングだろう。柔らかくて旨みが濃厚な馬刺し、細かいパン粉でサクッと揚がった牛カツも上品な味で、ちびちびとお酒をいただく。まだ序盤中の序盤なのに、美味しい酒と肴に夢中なってしまった。

前菜の馬刺しと牛カツ。前菜の内容はその日によって変わる